箕面市 瓦修理!無料点検で最適な修理方法をご提案します
※2021年4月22日 記事更新
こんにちは!街の屋根やさん大阪吹田店です。
箕面市で瓦修理をご検討中でですか?
今回は弊社が箕面市でおこなった、修理前の無料瓦点検をご紹介します。
瓦修理が必要となるトラブルとは?また、最適な修理施工とは?
プロが無料で徹底的に原因調査させていただきます。
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箕面市 瓦修理!無料点検で最適な修理方法をご提案します
地域 | 箕面市 |
築年数 | 約40年 |
屋根 | 釉薬(ゆうやく)瓦 |
建物 | 木造2階建て |
ご要望 | 無料点検(外壁塗装の際に屋根修理も必要か知りたい) |
箕面市 修理前の無料点検①「ヒアリング調査」
箕面市に到着いたしました。
屋根の無料点検を始める前に、お客様からご要望やその他気になることをヒアリングさせていただきます。
外壁塗装を検討しているお客様
くわしくお話をおうかがいしたところ、築40年以上の木造2階建で外壁が汚れてきたので、外壁塗装工事をご検討とのことです。
外壁塗装工事では足場が必要になります。
何社かお見積りを取られているようで、「各社の屋根調査の見解も聞いた上で検討したい」ということでした。
屋根修理が必要なら、足場を有効活用したい
お客様は、「葺き替え工事やカバー工事など、屋根に何らかの修理が必要な状態なのかどうか知りたい」ということです。
その理由は、外壁塗装の際に設置する足場を有効活用したいから。
意外と知られていないのですが、足場を設置するにはその都度費用がかかります。(一般的な2階建て住宅の場合は15万~20万程度です)
つまり、バラバラのタイミングで修理工事をすると足場代もその都度別途かかることになるのです。
「屋根工事で設置した足場を活用し他のメンテナンスをされる」というのは、とても効率的かつ経済的な方法といえますね。
と
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箕面市 修理前の無料点検②「屋根工法の確認」
屋根は瓦屋根で瓦の下地に土を敷く「土葺き(つちぶき・どぶき)工法でした。
棟(みね)は、のし瓦が積んであります。
屋根頂上の本棟(ほんむね)はのし積み3段。
そして、頂上から斜めにかけられた隅棟(すみむね)には、のし瓦が2段積まれています。
箕面市 修理前の無料点検③「瓦のズレ、隙間チェック」
瓦屋根は約25㎝四方の瓦を軒先から棟(下から上に向かって)へ葺きあげていきます。
一般的な屋根瓦は平板ではありません。
よく見ると、瓦はへの字型に曲がっているのが分かりますね。
この瓦の高さを調節するため、下地に葺き土が敷かれています。(土葺き工法の場合)
瓦を土に押し当て、その土が固まり、瓦の高さが固定できるのです。
上下、隣り合う瓦、斜めの瓦とは隙間が生じないように積み上げていきます。
築年数が経ち、瓦同士に隙間が生じてしまうとどうなるでしょう。
瓦同士の隙間は屋根状態としては良い状態とは言えません。
こちらの瓦屋根には幸い、その隙間は全くありませんでした。
箕面市 修理前の無料点検④「瓦の状態をチェック」
築40年ということもあり、瓦自体の状態はどうでしょう。
こちらの瓦は「釉薬(ゆうやく)」瓦といいます。
釉薬瓦は簡単にいうと、コーティングされた瓦で、やや光沢がでているのが特長です。
築年数が経つと釉薬瓦独特の光沢は色褪せてはきます。(上写真)
しかし、瓦が劣化していることではありません。
脆弱な瓦は人が屋根を歩く時でも、割れそうなほど脆く、歩くのも割れそうなくらいなほど怖いものです。
こちらの釉薬瓦は頑丈で、全くそのような現象は見られませんでした!
箕面市 修理前の無料点検⑤「棟(むね)のチェック」
棟は棟瓦を用いてのし積みされ、棟を形成しています。
幅20センチほどののし瓦を、順番に一段一段と積み上げています。
本棟で3段、隅棟で2段ののし瓦で形成されていました。
この棟を形成する上で、同じように棟の中には下地の葺き土が使用されています。
この葺き土が棟の要です。
葺き土が脆くなってくると棟が崩れる原因になります。
箕面市 修理前の無料点検⑥「漆喰(しっくい)のチェック」
のし瓦の下に見える白いものは「漆喰(しっくい)」です。
そして、こちらの棟の漆喰は量が多すぎます。
以前に漆喰詰め直し工事をされたようですが、漆喰を詰める量が多すぎです。
漆喰が多いとなぜ良くないのか?
隣り合うのし瓦とのし瓦には必ず継ぎ目が生じます。
のし瓦の継ぎ目からは必ず雨が浸入します。
しかし、のし瓦が階段のように積まれることにより、浸入した雨水を外へ排出してくれるようになっているのです。
「雨水浸入(必然的な現象)⇒階段のように積まれたのし瓦から雨水が抜ける仕組み(必要な傾斜が設けられている)」
しかし、漆喰を詰めすぎると漆喰より内側に雨水が廻ってしまうことになります。
これは絶対にしてはならない施工です。
もちろん、棟の下地の土を守るため漆喰で詰め替えることはよいことです。
箕面市 修理前の無料点検⑦「調査結果」
プロによる無料点検が完了いたしました。以下項目が無料調査の結果です。
瓦の現状
・瓦の状態は多少の色あせは見られるものの機能的な問題はない
・瓦のズレ・歪みも現時点では特に問題ない
・棟瓦まわりに施工された漆喰の量が適切ではないため雨水浸入の可能性がある
修理方法
・棟瓦まわりの「漆喰詰め直し」による修理工事が必要と判断
土葺き(つちぶき・どぶき)工法ってなに?
土葺き(つちぶき・どぶき)工法とは、土の重量を利用し瓦を葺く屋根工事方法です。
土葺きで使用される土は「葺き土(ふきど・ふきつち)」「床土(とこつち)」などとよばれます。
土葺きで使用される土は「葺き土(ふきど・ふきつち)」「床土(とこつち)」などとよばれます。
昭和初期までは土葺き工法が主流でした。
しかし、2021年現在、耐震性への悪影響から瓦屋根の土葺き工法は殆どおこなわれなくなっています。
しかし、2021年現在、耐震性への悪影響から瓦屋根の土葺き工法は殆どおこなわれなくなっています。
葺き土が脆くなるとどうなるの?
築年数の経過した土葺き工法の瓦屋根。
瓦の下に敷かれている「葺き土」が脆くなるとどうなるでしょうか。
各瓦の高さが変わってくる
瓦の下地には土が敷かれています。
瓦の形に添って固まっている土が本来の形ですが、これも築年数によって土が脆くなってきます。
土が脆くなってくると土の塊りが解けて瓦の高さが変わってきてしまいます。
これは瓦屋根では致命的なことです。
雨水浸入しやすい状態となる
瓦屋根では特に瓦によって雨水の浸入を防いでいます。
瓦の高さが変わってくると、「瓦同士の隙間」が生じ、雨水が浸入しやすくなります。
雨水が浸入すると瓦の下地の土を濡らすことになり、固まっている土が緩くなってきます。
こうなってくると状況は良くなることはありません。
瓦屋根は一度ズレだすと修理が困難に
瓦屋根は一度ズレだすとどんどんズレが拡がり、部分的な修理が困難になってきます。
瓦のズレが全体に及んだ場合、「屋根葺き替え工事」のような大規模な修理工事が必要となるケースも少なくありません。
メンテナンス費用を抑えるためにも早めにご相談ください。
修理を検討すべき瓦屋根の症状とは?【主な症状3つ】
最後に、修理を検討すべき瓦屋根の主な症状を3つご紹介します。ご自宅の瓦屋根に以下のような症状が現われている場合、弊社の無料点検をお気軽にご利用ください。
修理を検討すべき瓦屋根の症状①「白い破片が散乱している」
「自宅周辺や屋根面に、白っぽいコンクリートの破片のようなものが散乱している」
このような場合に考えられるのが、劣化による「屋根漆喰の剥がれ」です。
瓦屋根には防水のための屋根漆喰が施工されています。
瓦自体は約50年からそれ以上と高寿命なのに対し、漆喰は約15年~20年で寿命を迎えます。
耐用年数を迎えた漆喰には、「剥がれ」「ヒビ割れ」などの症状が現われ始めます。
漆喰の剥がれは、「瓦のズレ、歪み」を引き起こし、さらに症状が進行することで「雨漏り」「瓦の飛散・落下」に発展します。
被害を深刻化させないためにも、ご自宅周辺に「白っぽい破片のようなもの」が散乱している場合、一度、弊社の修理前点検をお考えくださいね。
修理を検討すべき瓦屋根の症状②「部分的なズレ、歪みが見られる」
「屋根の一部分だけ瓦がずれている」「なんとなく瓦が歪んで見える」
このような場合、屋根下地の不具合や漆喰の劣化が考えられます。
すぐに、雨漏りするような不具合には見えないとしても、瓦のズレを放置して改善することはありません。
瓦屋根は、瓦同士が支え合うように葺かれています。
部分的なズレであったとしても、放置することでズレが広がっていくことが予想されます。
早目の対処・修理は被害を最小限に抑えるだけではありません。メンテナンス費用を抑えられることにもつながります。
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修理を検討すべき瓦屋根の症状③「棟が一直線ではない」
「なんとなく屋根頂上がたわんで見える」「棟が一直線じゃなくなっている気がする」
屋根面同士が合わさる部分が「棟(むね)」です。瓦屋根の場合、棟には棟専用の瓦が積まれています。
棟が屋根の中でも強風や地震による影響を受けやすい場所です。
経年や強風などによって棟瓦に「ズレ」「歪み」などが生じると、不要な隙間が「雨水の入口」になります。
また、不安定になった棟瓦は台風による被害をもっとも受けやすい場所です。
「雨漏り」や「災害による被害」を未然に防ぐためにも、瓦屋根の棟が歪んで見える場合は、一度、修理前点検をご検討ください。
箕面市までは無料で駆けつけ、修理する・しないに関わらず、瓦屋根の点検・調査をさせていただきます!
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瓦屋根を適切にかつ見栄えよく施工するためには豊富な経験と知識が必要
瓦屋根は非常に奥が深い造りです。
「見た目がよければいい」
「雨漏りしているなら塞げばいい」
このような行き当たりばったりの修理・施工ではせっかくの瓦屋根を健全に保てません。
いつでも無料で「相談」「調査」「ご提案」「お見積り」
弊社ではいつでも無料で「相談」「調査」「ご提案」「お見積り」までさせていただいております。
もちろん、お見積りまででも構いません。
強引な勧誘・不要な施工・相場以上の費用提示などは一切おこなっておりません
屋根修理・工事を依頼するか否かはお客様自身でご判断いただいております。
私どもは「不要な工事」「強引な勧誘」などは一切おこないません。
どうか安心してご遠慮なく無料調査をご利用ください。
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