瓦屋根のメリット、デメリットを屋根のプロが徹底解説します!
「瓦屋根って重くてメンテナンス費用がかかるイメージ…」
「やはり風格漂う瓦屋根が好きだ。でも、メリットと同時にデメリットも気になる…
「軽い屋根が主流になりつつあるようだけど、瓦屋根のメリットって見た目以外に何かあるのかな?」
今回は、上記のような疑問をお持ちの方のため、屋根工事のプロである私が瓦屋根のメリット・デメリットを徹底解説します!
今後、「瓦屋根を他の屋根材へリフォームしようか迷われている方」や、「今後も瓦屋根を維持したいけどデメリットが気になっている」という方は、
「やはり風格漂う瓦屋根が好きだ。でも、メリットと同時にデメリットも気になる…
」「軽い屋根が主流になりつつあるようだけど、瓦屋根のメリットって見た目以外に何かあるのかな?」
今回は、上記のような疑問をお持ちの方のため、屋根工事のプロである私が瓦屋根のメリット・デメリットを徹底解説します!
今後、「瓦屋根を他の屋根材へリフォームしようか迷われている方」や、「今後も瓦屋根を維持したいけどデメリットが気になっている」という方は、
ぜひ今回の記事をご参考にされてくださいね。
瓦屋根のメリット、デメリットを屋根のプロが徹底解説します!
それでは、瓦屋根のメリット・デメリットとその対処等についてくわしくみていきましょう。
「瓦屋根は重いから地震に弱い
瓦屋根に上記のようなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。実際のところはどうなのでしょうか?
「瓦屋根は重いから地震に弱い
」「瓦屋根はメンテナンス費用がかさむ」「
台風で被害を受けやすい」瓦屋根に上記のようなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。実際のところはどうなのでしょうか?
瓦屋根のメリット、デメリットを屋根のプロが徹底解説します!
瓦屋根のメリットとは?
1.耐久性が高い
2.断熱性・遮音性が良く快適
3.デザイン性
瓦屋根のメリットは他にもありますが、大きくこの3つです。では、これらのメリットをさらに掘り下げていきましょう!
2.断熱性・遮音性が良く快適
3.デザイン性
瓦屋根のメリットは他にもありますが、大きくこの3つです。では、これらのメリットをさらに掘り下げていきましょう!
瓦屋根のメリット①高い耐久性
まず、瓦は焼き物ですから「持ち」がいいんです。耐久性の高さは瓦屋根の最大のメリットともいえるでしょう。
遺跡などから出土される土器や陶磁器が現存してることを考えると、瓦がいかに丈夫で長持ちかがお分かりいただけるのではないでしょうか?瓦は経年劣化に強いんですね!
しかも、瓦は色あせなどもほとんどないのでメンテナンスいらず。家の土台より屋根瓦の方が長持ちだったりします。
関連ページ
「4つのチェックで瓦屋根の点検・メンテナンスのタイミングを知ろう」はこちら
遺跡などから出土される土器や陶磁器が現存してることを考えると、瓦がいかに丈夫で長持ちかがお分かりいただけるのではないでしょうか?瓦は経年劣化に強いんですね!
しかも、瓦は色あせなどもほとんどないのでメンテナンスいらず。家の土台より屋根瓦の方が長持ちだったりします。
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瓦屋根のメリット②断熱性・遮音性が良く快適
日本の夏の気候は高温多湿ですね。
エアコンなんかなかった時代には、いかに夏を快適に過ごすか、日射から生活をまもるかが大きな課題でした。また、
瓦屋根の場合
この空気層が窓に使われるペアガラスと同じような効果を生み、外の熱を直接伝えにくい構造にしているのです。この層のおかげで湿気もこもらないので、冬の結露も起きにくくなります。
夏に涼しく、冬は暖かい
そして遮音性。意外と気になるのが雨音。トタン屋根にバラバラと打ち付ける雨の音などは、生活する上で大きなストレスにもなりえます。
しかし、
エアコンなんかなかった時代には、いかに夏を快適に過ごすか、日射から生活をまもるかが大きな課題でした。また、
冬は冷気を遮断し、いかに暖かく過ごせるか。そこって結構、いや、かなり重要ですよね!瓦屋根の場合
、屋根の下地と瓦の間に「空気層」があります。この空気層が窓に使われるペアガラスと同じような効果を生み、外の熱を直接伝えにくい構造にしているのです。この層のおかげで湿気もこもらないので、冬の結露も起きにくくなります。
夏に涼しく、冬は暖かい
。瓦屋根は
日本の風土にとてもよく合っていて、かつ、家が傷みにくいのですね。そして遮音性。意外と気になるのが雨音。トタン屋根にバラバラと打ち付ける雨の音などは、生活する上で大きなストレスにもなりえます。
しかし、
瓦屋根
だと素材が粘土なので、音を吸収してくれるのです。
瓦屋根のメリット③デザイン性
さて、瓦屋根のメリット
瓦のほかの屋根材として、スレート屋根や金属屋根などがありますが、それらと比べて瓦はデザイン性が豊富で優れているのでしょうか?
釉薬瓦の特徴として「釉薬によっていろんな色を出せるのも特徴」とあったように、色の選択の幅があります。
また、形も伝統的で威厳のある古風なものから、デザイン性の高いモダンなものまで実は
田舎の風景にまだ見られるような昔風の家屋ばかりでなく、都会の風景ともなじむ外観だったりスマートで洗練された瓦
意外と消費者の選択肢も広く、個性を出せるのが瓦屋根なのですね。
関連ページ
「粘土瓦・コンクリート瓦・セメント瓦、瓦の種類・見分け方とメンテナンス方法」はこちら
三つ目はすぐれたデザイン性です。瓦のほかの屋根材として、スレート屋根や金属屋根などがありますが、それらと比べて瓦はデザイン性が豊富で優れているのでしょうか?
釉薬瓦の特徴として「釉薬によっていろんな色を出せるのも特徴」とあったように、色の選択の幅があります。
また、形も伝統的で威厳のある古風なものから、デザイン性の高いモダンなものまで実は
幅広いのです。田舎の風景にまだ見られるような昔風の家屋ばかりでなく、都会の風景ともなじむ外観だったりスマートで洗練された瓦
も最近では多くあります。意外と消費者の選択肢も広く、個性を出せるのが瓦屋根なのですね。
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瓦屋根のデメリットとは?
では瓦の屋根の弱点、デメリットはどういうものがあるのでしょうか?
・耐震面
・費用
こちらの瓦屋根の不安をみていきましょう。
・耐震面
・費用
面こちらの瓦屋根の不安をみていきましょう。
瓦屋根のデメリット①耐震面「瓦の重みで家屋が地震に耐えられない?」
まず、瓦は重量があるため耐震面からみてどうなのかな?という疑問が第一にあるのではないでしょうか?
震災で倒壊している瓦屋根の家の映像など見られたことがあるかと思いますが、あれはもともと建物自体の躯体が弱かったり、古かったりの理由で揺れに耐えられなかったものなのです。
建物自体と瓦の重量とのバランスが合っていれば揺れに耐えられます。
関連ページ
「屋根修理の相場と後悔しない工事を行う方法をご紹介」はこちら
震災で倒壊している瓦屋根の家の映像など見られたことがあるかと思いますが、あれはもともと建物自体の躯体が弱かったり、古かったりの理由で揺れに耐えられなかったものなのです。
建物自体と瓦の重量とのバランスが合っていれば揺れに耐えられます。
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昭和56年以降、建築基準法の大改正があり、耐震基準が大きく見直しされました。テレビでよく見る
そして、瓦が屋根からバラバラと落ちている映像などもありました。瓦がバラバラと落ちるのも、構造上正しいことのようです。
瓦は昔の工法では固定されていませんでした。
瓦屋根の倒壊した建築物の多くは、昭和56年以前のものなのかも知れませんね。そして、瓦が屋根からバラバラと落ちている映像などもありました。瓦がバラバラと落ちるのも、構造上正しいことのようです。
瓦は昔の工法では固定されていませんでした。
揺れに対して建物が崩れてしまう前に、重い瓦をわざと落として建物を守るようにと考えられた先人の知恵なのです。
ですが、昭和56年の大改正以降、瓦は固定されるようになり躯体も揺れに耐えられる構造になっています。
屋根材の重い軽いではなく、躯体の強度が問題のようです。
関連ページ
「台風被害に遭う前に屋根とお住まいの対策をしておきましょう」はこちら
ですが、昭和56年の大改正以降、瓦は固定されるようになり躯体も揺れに耐えられる構造になっています。
屋根材の重い軽いではなく、躯体の強度が問題のようです。
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瓦屋根のデメリット②費用面「瓦屋根は高い?メンテナンス費用がかかる?」
そしてこちらは弱点というか、デメリットですね。瓦は単価が高めなのではないか?という心配。
たしかに最初の段階では高くつくと思われます。新築時の初期費用ですね。
たしかに最初の段階では高くつくと思われます。新築時の初期費用ですね。
しかし建物にはメンテナンスというものが必要です。屋根材もそう。
瓦は最初のコストはかかりますが、耐久性が抜群に高く、メンテナンスも他の屋根材に比べてあまり必要ありません。
トータルでみると瓦屋根はコストパフォーマンスが高いのです。
関連ページ
「目安が知りたい!屋根工事・屋根修理の料金プラン」はこちら
「この見積もり大丈夫?見積り項目徹底解説」はこちら
瓦は最初のコストはかかりますが、耐久性が抜群に高く、メンテナンスも他の屋根材に比べてあまり必要ありません。
トータルでみると瓦屋根はコストパフォーマンスが高いのです。
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まとめ
今回は、
屋根瓦のもつ重厚感や耐久性の高さ、優れたコストパフォーマンスは瓦屋根の大きなメリットです。そして、耐震面・価格面などの不安、その問題への様々な対策。
新築する際、改装する際に屋根材を決めたり見直したりされるとき、あらゆる方向から検討し納得のいくチョイスができるお手伝いができるよう、私たちもさらに勉強していきたいと思います。
それでは本日はこれまでです。瓦屋根のメリット・デメリットを十分に考慮した上で、満足できる新築・建て替え・屋根リフォーム
関連ページ
「屋根修理の費用、業者選びの完全ガイド!安心・お得な修理のために」はこちら
「オンラインで屋根工事の無料相談・ご提案を実施しています!」はこちら
瓦屋根のメリット・デメリットをご紹介しました。
屋根瓦のもつ重厚感や耐久性の高さ、優れたコストパフォーマンスは瓦屋根の大きなメリットです。そして、耐震面・価格面などの不安、その問題への様々な対策。
新築する際、改装する際に屋根材を決めたり見直したりされるとき、あらゆる方向から検討し納得のいくチョイスができるお手伝いができるよう、私たちもさらに勉強していきたいと思います。
それでは本日はこれまでです。瓦屋根のメリット・デメリットを十分に考慮した上で、満足できる新築・建て替え・屋根リフォーム
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