トップライト(天窓)とは?メリットとデメリットを徹底解説!
※2023年3月
3日
更新こんにちは!街の屋根やさん大阪吹田店です。
「トップライト(天窓)」というと、「室内を明るくしてくれる」「夜には星空を楽しめる」「おしゃれな雰囲気になる」など、メリットばかりが思い浮かびがちですね。
いうまでもありませんが、トップライトは屋根に穴を開けて取り付けた窓のことです。
トップライトは、「ルーフ窓」や「スカイライトウインドウ」「スカイライト」などともよばれています。
![トップライト(天窓)](https://maxreform.jp/wp-content/uploads/sites/9/IMG_2716-3-scaled.jpg)
今回は、屋根修理のプロが、トップライトのメリットとデメリットについて徹底的に解説いたします。
これからトップライトを設置しようかお悩み中の方は、ぜひ、今回のコラムをご参考にされてくださいね。
関連ページ
「天窓の交換、メンテナンスで雨漏りなどのお困り事をすべて解決します!」はこちら
トップライト(天窓)のメリットとは?
![室内を明るく照らしてくれるトップライト](https://maxreform.jp/wp-content/uploads/sites/9/IMG_7980-1.jpg)
トップライトのメリット①採光性にすぐれる
トップライトは室内に効率よく日光を取り入れることができます。
「朝は明るく、夜は暗い。その上、
トップライトはそこに住んでいる方の体内時計を整えてくれたり、健康効果も期待できます。
また、トップライトは通常の壁面に設置した窓と比較し、約三倍もの採光効果があるといわれています。
「朝は明るく、夜は暗い。その上、
青空や星空が眺められる。
」
トップライトはそこに住んでいる方の体内時計を整えてくれたり、健康効果も期待できます。
また、トップライトは通常の壁面に設置した窓と比較し、約三倍もの採光効果があるといわれています。
トップライトのメリット②通気性にすぐれる
開閉式のトップライトなら、窓から効率的に新鮮な空気を取り込むことができます。
壁面の窓に比べて風通しの良さはトップライトが約4倍ともいわれています。
真夏の熱気を窓から逃がし、自然の空気を感じながら開放的に過ごせるのもトップライトの大きな魅力です。
壁面の窓に比べて風通しの良さはトップライトが約4倍ともいわれています。
真夏の熱気を窓から逃がし、自然の空気を感じながら開放的に過ごせるのもトップライトの大きな魅力です。
トップライトのメリット③防犯性が高い
トップライトは屋根に取り付けるため、容易には侵入出来ない位置になります。
そのため、トップライトは防犯面でもすぐれるという特徴ももっているのです。
そのため、トップライトは防犯面でもすぐれるという特徴ももっているのです。
また、外部から室内が見えにくく、プライバシーを守れるというのもトップライトの大きな魅力でしょう。
特に、都会ではお隣さんや通行人
との距離がどうしても近くなりがちです。
トップライトであれば、人の目を気にせず安心して過ごせます。
トップライト(天窓)のデメリットとは?
![雨漏り 現地調査 トップライトの様子](https://maxreform.jp/wp-content/uploads/sites/9/c176a3e1b67773742b0a5668753f528d.jpg)
これからトップライトの設置をお考えの方は、デメリットも十分に知った上で取り付けることをお勧めします。
トップライトのデメリット①暑さや冷気を感じやすい
冬であればトップライトの隙間から冷気を感じやすいでしょう。暖房の効きがいまいち…と感じることも十分に考えられます。また、夏場であれば真上から日光が室内へ差し込むため、眩しさや暑さを感じやすくなることもあるでしょう。
特に、真夏の直射日光は想像以上に室内の温度を上昇させ、エアコンの効きに影響を与えます。
これらは、トップライトの面積が大きければ大きいほど顕著です。
トップライトからの直射日光や冷気を防ぐ方法
トップライトからの冷気や直射日光を防ぐ対策として、「トップライト専用のブラインド
「トップライトは冬は寒いし、夏は暑い。もう塞いでしまうかな…。」
このように思われる方も多いかもしれませんが、トップライトのメリットを残したままデメリットを出来る限り軽減するという選択肢もあります。
」や「紫外線や太陽熱カット効果のある窓ガラス」などもあります。「トップライトは冬は寒いし、夏は暑い。もう塞いでしまうかな…。」
このように思われる方も多いかもしれませんが、トップライトのメリットを残したままデメリットを出来る限り軽減するという選択肢もあります。
トップライトのデメリット②掃除がしにくい
トップライトは高所に設置されているため、なかなかお手入れがしにくい場所です。
「青空や
内側の汚れはお掃除道具を使って取り除けたとしても、窓の外側の汚れはお手入れがなかなかできません。
「青空や
星空が見えると思っていたのに、結局、窓ガラスが曇ってしまって何も見えない…。」内側の汚れはお掃除道具を使って取り除けたとしても、窓の外側の汚れはお手入れがなかなかできません。
汚れが付着しにくい窓ガラスもある
現在、トップライトには汚れが付着しにくい
表面に特殊なコーティングが施されており、汚れが付着しても雨水で流してくれるというものです。
もちろん、定期的なメンテナンスは必要ですが、以前のトップライトに比べると汚れが付きにくい商品も登場しています。
窓ガラスも登場しています。表面に特殊なコーティングが施されており、汚れが付着しても雨水で流してくれるというものです。
もちろん、定期的なメンテナンスは必要ですが、以前のトップライトに比べると汚れが付きにくい商品も登場しています。
トップライトのデメリット③雨漏りリスクを抱えている
当然ですが、トップライトは屋根に穴を開けて取り付けます。
屋根に穴を開けている以上、何もない屋根面に比べると雨水が入り込む可能性はどうしても高くなりがちです。
特に、トップライトを取り付ける屋根面は、もっとも紫外線や雨水の影響を受けやすい場所です。
そのため、トップライトまわりの部材の劣化速度も速い傾向にあります。ほんのわずかな隙間であったとしても、屋根は大量の雨水が降り注ぐ場所です。
そのため、トップライトを
屋根に穴を開けている以上、何もない屋根面に比べると雨水が入り込む可能性はどうしても高くなりがちです。
特に、トップライトを取り付ける屋根面は、もっとも紫外線や雨水の影響を受けやすい場所です。
そのため、トップライトまわりの部材の劣化速度も速い傾向にあります。ほんのわずかな隙間であったとしても、屋根は大量の雨水が降り注ぐ場所です。
そのため、トップライトを
何年もメンテナンスしないままでいると、雨漏りに発展
する可能性が高くなります。 関連ページ
トップライトからの雨漏りを防ぐためには定期的なメンテナンスが不可欠
トップライトからの雨漏りを防ぐためには、プロによる定期的な点検が不可欠です。
ただ、しっかりとメンテナンスさえしていれば、トップライトは室内を快適な空間にしてくれる魅力的な住宅設備です。
関連ページ
「老朽化した天窓のお悩み、メンテナンスで一発解決!」はこちら
「トップライトは
取り付けて終わり」ではないということを十分に理解した上で
、設置するかどうかをご検討ください。
ただ、しっかりとメンテナンスさえしていれば、トップライトは室内を快適な空間にしてくれる魅力的な住宅設備です。
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「老朽化した天窓のお悩み、メンテナンスで一発解決!」はこちら
トップライトの雨漏り事例【無料調査】
次に、実際に弊社が調査させていただいた
トップライトが原因の雨漏り事例をご紹介します。
トップライトの雨漏り調査step1「ご挨拶、ヒアリング」
![お客様にご挨拶](https://maxreform.jp/wp-content/uploads/sites/9/IMG_2633.jpg)
このようなお問い合わせがきっかけとなり、無料雨漏り調査へ駆けつけました。
お客様にご挨拶後、可能であれば雨漏りのくわしい状況をお聞かせいただきます。
「トップライトの
どのあたりから雨漏りしているのか」「いつから雨漏りしているのか」
「どれくらいの量の雨水が入り込んでいるのか」
「どんな天候の際に雨漏りするのか」
そこに住んでいる方にしか知りえない情報をお聞かせいただくことは、雨漏り
解決の糸口になることも多いからです。
もちろん、お電話
や無料お問い合わせフォームから、事前に
くわしい雨漏りの状況をお聞かせいただくことも可能です。関連ページ
「ここまでやります!無料雨漏り調査」はこちら
「感染拡大阻止!街の屋根やさんの新型コロナウイルス対策!」はこちら
トップライトの雨漏り調査step2「雨漏り箇所の確認」
実際に室内の雨漏り箇所を拝見します。
今回は、トップライトのコーナー部分から雨水が漏れ出しているようでした。
雨漏り箇所は「雨水の出口」ともいえます。出口が存在するということは入口も存在するということです。
次に、室内の雨漏り箇所の真上にあたるトップライトを確認いたします。
関連コラム
「雨漏り応急処置!室内で雨漏りしたら必ずやるべきこととは?」はこちら
今回は、トップライトのコーナー部分から雨水が漏れ出しているようでした。
雨漏り箇所は「雨水の出口」ともいえます。出口が存在するということは入口も存在するということです。
次に、室内の雨漏り箇所の真上にあたるトップライトを確認いたします。
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トップライトの雨漏り調査step3「トップライト」
![雨漏りが疑われているトップライト](https://maxreform.jp/wp-content/uploads/sites/9/IMG_2414-2-scaled.jpg)
上写真が室内の雨漏りを引き起こしていると思われるトップライトです。2つ並んだトップライトのうち、向かって右側の窓から雨水が入り込んでいるようでした。
さらに至近距離で調査をしたいところですが、ここで問題が発生です。
![雨漏りが疑われるトップライト](https://maxreform.jp/wp-content/uploads/sites/9/IMG_2414-2-scaled-1.jpg)
ただ、トップライトから雨水が入り込んでいることは間違いありません。
また、雨漏りの状況から雨水が入り込んでいるのは
、
屋根とトップライトの境目ではなくトップライト
からであることは確かです。
トップライトの雨漏り調査step4「寸法をとる」
![トップライトをメジャーで測る](https://maxreform.jp/wp-content/uploads/sites/9/IMG_2720-4-scaled.jpg)
雨水はほんのわずかな隙間からでも内部に浸入します。これを「毛細管現象」といいます。
私たちの目では確認できないような亀裂からでも雨水は入り込んでくるのです。
※毛細管現象とは…細い管の中を水分が上昇する現象のこと。水分の入ったコップにストローを差すと、ストロー内の水位が上がるのも毛細管現象によるもの。
関連ページ
「屋根修理の相場と後悔しない工事を行う方法をご紹介」はこちら
トップライトの雨漏り調査step5「ご報告」
無料雨漏り調査が完了です。
調査の際に記録した画像や動画をお客様にお見せしつつ、現状を正確にお伝えします。
調査の際に記録した画像や動画をお客様にお見せしつつ、現状を正確にお伝えします。
トップライトの現状
![パッキンの傷みにより雨漏りに発展しているトップライト端部](https://maxreform.jp/wp-content/uploads/sites/9/IMG_2731-6-scaled.jpg)
上写真は、修理の際に撮影したトップライト端部の様子です。
トップライトまわりに設置された既存の板金材をめくったところ、内部のゴムパッキンが経年劣化によりボロボロに傷んでいました。
これではトップライトの防水性を確保できません。その結果、トップライトに雨漏り原因となる不要な隙間が生じていたのです。
関連ページ
「この見積もり大丈夫?見積り項目徹底解説」はこちら
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雨漏り解決策は?
・トップライトまわりのカバー工事
現状から、弊社ではトップライトからの雨漏りを解決するため、トップライトまわりの板金カバー工事をご提案いたします。
もちろん、トップライトを塞ぐという選択肢もあります。
しかし、既存のお部屋はトップライトからの採光を視野にいれて設計されています。
安易に塞いでしまうのではなく、トップライトのメリットを残しつつ雨漏りを解決する方法を
関連ページ
「台風被害に遭う前に屋根とお住まいの対策をしておきましょう」はこちら
「ちょっとした屋根の補修も街の屋根やさんにおまかせください」はこちら
現状から、弊社ではトップライトからの雨漏りを解決するため、トップライトまわりの板金カバー工事をご提案いたします。
もちろん、トップライトを塞ぐという選択肢もあります。
しかし、既存のお部屋はトップライトからの採光を視野にいれて設計されています。
安易に塞いでしまうのではなく、トップライトのメリットを残しつつ雨漏りを解決する方法を
ご提案いたしました。関連ページ
「台風被害に遭う前に屋根とお住まいの対策をしておきましょう」はこちら
「ちょっとした屋根の補修も街の屋根やさんにおまかせください」はこちら
トップライトの雨漏り解決事例【ビフォーアフター】
前項では
そして、調査の結果ご提案した解決策を施工し、
ビフォーアフターでご覧ください。
トップライトが原因となった雨漏り事例をご紹介しました。そして、調査の結果ご提案した解決策を施工し、
トップライトは残しつつ
雨漏りを解決することができました。ビフォーアフターでご覧ください。
![雨漏りの原因となったトップライト](https://maxreform.jp/wp-content/uploads/sites/9/IMG_2716-3-scaled.jpg)
部材の劣化により生じたわずかな隙間から雨水が浸入し、室内への雨漏りを引き起こしていました。
ただ、トップライトにはメリットも多くあります。
可能な限り調査させていただき、トップライトは残しつつ雨漏りを解決するための修理方法をご提案いたしました。
![](https://maxreform.jp/wp-content/themes/ya-store/images/horizontal.png)
![カバー工事で復旧したトップライト](https://maxreform.jp/wp-content/uploads/sites/9/IMG_2742-1-scaled.jpg)
トップライトからの採光性は保ちつつ、雨漏りの原因となっていた箇所をしっかりと雨仕舞いたしました。
トップライトを「塞ぐ」だけが雨漏り解決方法ではありません
![トップライトの修理中](https://maxreform.jp/wp-content/uploads/sites/9/2102607acdfef3eac4eaf0eec5877ff0.png)
プロが十分に現状を調査すれば、トップライトを残しつつ雨漏りを解決する方法も十分に考えられます。
とはいえ、トップライトを健全に保つにはプロによる定期的な点検・メンテナンスが欠かせません。
ちょっとしたトラブルでも早目の対処で被害や修理費用を最小限に抑えられることも多いです。
トップライトでお困りなら、まずは屋根修理のプロにご相談することをおすすめいたします。
関連ページ 「屋根修理の費用、業者選びの完全ガイド!安心・お得な修理のために」はこちら
まとめ
![天窓廻りのコーキング処理](https://maxreform.jp/wp-content/uploads/sites/9/IMG_7322.jpg)
採光性にすぐれ、室内を明るい雰囲気に変えてくれるトップライトを健全に保つには、プロによる定期的な点検が必要ですね。
トップライトのメリット・デメリットを十分に理解した上で、設置するかどうかを再検討してみてください。
トップライトのメリット
・採光性にすぐれ室内を明るい雰囲気にしてくれる
・通気性にすぐれ新鮮な空気を効率的に室内へ取り込める
・住宅密集地では屋根に窓を取り付けることでプライバシーや防犯性を高められる
トップライトのデメリット
・暑さや冷気を感じやすい
⇒トップライト専用のシェードや高性能窓ガラスを採用することで軽減可能
・高い位置に設置されているため掃除がしにくい
⇒汚れが付着しにくい窓ガラスを採用することも可能
・屋根に穴を開けている以上雨漏りリスクが高くなりがち
⇒トップライトからの雨漏りを防ぐためにはプロによる定期的な点検が大切である
関連ページ
「屋根工事を必要としている方、屋根のことでお悩みの方へ」はこちら
大阪でトップライトの雨漏り、トラブルなら私たちにお任せください!
![街の屋根やさん大阪吹田店・杉本匡志](https://maxreform.jp/wp-content/uploads/sites/9/staff01-detail-2.png)
「以前はできていたトップライトの開閉ができなくなった…」
「雨漏りを繰り返すため、トップライトを塞ごうか考えている…」
このような場合、まずは屋根修理のプロである私たちにご相談ください。
無料といえども徹底的な原因調査でトップライトのお悩みを解決いたします。
もちろん、お見積もりまででも構いません。
ちょっとしたお住まいのトラブルでお困りでしたら私どもにお気軽にご相談くださいね。
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