大阪で評判の雨漏り修理なら「街の屋根やさん大阪吹田店」
※2021年6月1日
記事更新
こんにちは!街の屋根やさん大阪吹田店です。大阪で雨漏りにお困りですか?今回は、弊社が大阪府岸和田市でおこなった無料雨漏り調査をレポートします。「評判のいい雨漏り修理業者を探している」「実績のある大阪の雨漏り修理業者はどこだろう」
「信頼できる雨漏り修理業者は自宅のどこを見る?」大阪でこのようなご希望や疑問をおもちの方は、今回のブログを是非ご参考に雨漏り修理業者をお探しください。
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大阪で評判の雨漏り修理なら!無料調査を大公開します
それでは、弊社が大阪府岸和田市でおこなった雨漏り修理前の無料調査です。
きっかけは、「天井に出来た雨染み」。雨漏り修理のプロが、無料といえども徹底的にトラブル原因を調査します。
地域 | 大阪府岸和田市 |
築年数 | 築35年 |
きっかけ | 天井の雨染み |
大阪で評判の雨漏り修理なら!無料調査step1「1階の天井」
築35年、木造2階建て住宅にお住まいのお客様邸に到着です。ご挨拶後、さっそく雨染みが
生じているという2階天井を拝見します。
調査をさせていただいたところ、お客様がおっしゃっていたように、1階・廊下天井にくっきりと雨染みが現われていました。(上写真)
お客
様のお話では、この雨染みは
数年前からあったとのことです。ただ、雨染みはあるものの、そのまま壁を伝って「雨水が床に滴り落ちる」ことはなかったそうです。
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幸い、柱への雨水のよるダメージ(腐食)
はありません。しかし、雨染み
は天井から
壁にかけて拡がっています。
結論、
この雨染みの原因はやはり雨漏りによるものでした。そして、雨漏り原因となる「雨水の浸入口」は屋根です。どのようにして雨漏り
箇所を特定したのかをくわしく見ていきましょう。
大阪で評判の雨漏り修理なら!無料調査step2「雨漏り箇所の真上」
次に、
実際に屋根に上り、
雨染みが現われている箇所付近の屋根を調べます。
こちらは雨水浸入リスクの高い「取り合い部分」です。違う素材同士の境目はどうしても隙間が生じやすく、雨漏り原因となる隙間が生じやすい場所です。ただ、こちらの
壁と屋根と
の取り合い部分には大きな問題は見つかりませんでした。雨水を内部に入り込ませないための施工である
「
雨仕舞(あまじまい)
」も、特に問題はなさそうです。
大阪で評判の雨漏り修理なら!無料調査step3「下地材」
瓦をめくると中から黄土色の
土が出てきました。これは、下地材の「葺き土(ふきど)」です。下地材に葺き土を使用した屋根を「土葺き屋根」といいます。土葺き屋根は、昭和初期までは主流の屋根工法でした。しかし、2021年現在では、耐震性への影響から土葺き屋根が施工されることはほとんどなくなっています。
こちらの土を確認しましたが、特に湿っている様子もなく大きな問題は見当たりません。
大阪で評判の雨漏り修理なら!無料調査step4「棟」
大屋根にのぼり家全体を点検することにしました。築年数35年とは思えない位、全体的な状態は良好です。
目立つような
瓦の「割れ」や「ずれ」も、特に見当たりません。
大棟の熨斗瓦(のしがわら)は、なんと9段積まれています!とても立派な作りです。とても迫力のある大棟に感動させられました。棟瓦は銅線でしっかり固定されています。瓦は屋根材の中で最も高寿命です。耐用年数は50年~100年といわれています。しかし、瓦自体は高寿命であっても、それ以外の建材は瓦よりも早く劣化します。例えば、漆喰(しっくい)や屋根板金などです。
次に、瓦屋根に施工されている瓦以外の箇所をチェックしていきましょう。
大阪で評判の雨漏り修理なら!無料調査step5「棟の漆喰(しっくい)」
瓦屋根に必ず施工されてる「
漆喰(しっくい)」です。内部の葺き土を雨水から守るために施工される漆喰ですが、耐用年数は約15年。劣化した漆喰は剥がれ落ち、内部の葺き土が露出します。そして、こちらの屋根に施工された漆喰も剥がれていました。劣化によって剥がれ落ちた漆喰の破片が屋根面に散乱しています。(上写真
)
大阪で評判の雨漏り修理なら!無料調査step6「鬼瓦(おにがわら)」
こちらは棟の先端に設置された
鬼瓦(おにがわら)です。とても立派な鬼ですが、
まわりに施工されている
漆喰が劣化で
剥がれています。ただし、瓦は漆喰で固定されているわけではないため、「漆喰が剥がれる⇒瓦がずれる」とはいえません。「漆喰が剥がれる⇒葺き土が露出⇒
葺き土が濡れる⇒葺き土が雨水によって脆弱になる⇒瓦が不安定⇒瓦のズレ、落下」このような流れで、漆喰の剥がれによる瓦への影響が出ます。
こちらの鬼瓦も前方に傾いているのがわかりますか?
鬼
瓦は前に傾き、幅1cm程の隙間が屋根に
生じています(上写真
)
。この隙間は十分に
「雨水の入口」になりえます。これだけ隙間が空いていれば、容易に雨水が屋根
内部へ浸入するでしょう。念のため、2階の天井も拝見させていただくことにしました。
大阪で評判の雨漏り修理なら!無料調査step7「2階の天井」
やはり、2階にも大きな雨染みが現われています。上写真は、
2階
・廊下天井にできていた雨染みです。
「屋根からの雨水浸入⇒屋根裏⇒2階雨漏り
⇒1階雨漏り」雨漏りを根本的に解決するには、屋根のメンテナンスが必要です。
大阪で評判の雨漏り修理なら!無料調査step8「屋根裏」
次に、2階の天井裏(屋根の真
裏)を調査します
。上を見上げると、
屋根
下地として組まれた木
材の隙間から、葺き
土が内部に浸入しています。葺き土は瓦を留めるために敷設されている下地材です。「漆喰が劣化により剥がれる⇒
葺き土が脆弱化により流出⇒瓦が不安定になりズレ、歪みが生じる⇒不要な隙間ができる、屋根材で雨水を受け止めきれない
⇒雨漏り
」このように考えられます。
大阪で評判の雨漏り修理なら!無料調査step9「調査の結果」
無料雨漏り調査が完了です。調査の結果をお客様へご報告します。
屋根はお客様から見えない場所です。調査時に記録したお写真や動画を一枚一枚お見せしながら、分かりやすく・正確に現状をお伝えします。
・棟瓦のまわりに施工されている漆喰が剥がれて葺き土が露出している
⇒雨水が壁や柱、梁をつたい天井へ⇒雨漏りに発展
・屋根下地材の劣化により、屋根材が不安定になっている⇒台風や地震による被害が懸念される
雨漏りによる
二次災害を防ぐためにも、早めの対処が望まれます。
・屋根葺き替え工事
雨漏り原因、また、建物の現状から、弊社では「
屋根葺き替え工事が最適である」と判断いたします。
現状の屋根は
築年数も経過しており、屋根の下地材からメンテナンスし直すのが望ましいです。
「既存の瓦と土を撤去⇒
野地板の張り直し⇒
防水紙を施工」
このような施工方法で屋根下地から造り直すことで、「屋根の軽量化」ができます。
屋根を軽量化することで得られるのが「耐震性の向上」です。
経年劣化による屋根
下地の傷み
は、築年数の経った土葺き屋根では避けられません。
現状では、適切なメンテナンスで建物自体はまだまだ元気に頑張ってくれると判断いたします。
これ以上被害を拡げないためにも早めのメンテナンスをおすすめいたします。
大阪で評判の雨漏り修理なら「街の屋根やさん大阪吹田店」
大阪で評判の雨漏り修理業者をお探しなら私たちにおまかせください!雨漏りを解決するためには徹底的な原因調査が不可欠です。理由は、その場しのぎの場当たり的な修理では根本的な雨漏り解決には至らないからです。
今現在、雨漏りが起きている場所は「雨水の出口」といえます。出口があるということは、必ず入口が存在します。雨漏り原因となる「雨水の入口」を徹底的に調べ上げるのは、私たちの「無料雨漏り調査」です。「雨漏りを繰り返して欲しくない」「お客様の貴重なお時間を無駄にしたくない」「的外れな雨漏り修理でお金を無駄にしてほしくない」このような思いから、わたしたちは無料と言えども徹底的に原因調査をいたします。
調査後は、記録したお写真や動画をお客様へお見せしつつ、「わかりやすく・丁寧に・正確に」現状をお伝えします。屋根はお客様ご自身ではなかなか見ることが困難な場所です。だからこそ、お住まいの現状を正確に知っていただきたいのです。そして、現状から最適な対処方法をプロが紡ぎ出し、ご提案いたします。もちろん、お見積もりまででも構いません!大切なお住まいを少しでも長く維持するため、お客様のライフプランやご予算に応じて最適な方法をご提案します。どうかお気軽にご相談くださいね!
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