地域 | 茨木市 |
築年数 | 約40年 |
建物 | 2階建て・瓦屋根(セメント瓦) |
今回のお問い合わせに至りました。
による影響は
建材だけではなく、家具やカーテン、お布団、
電気系統などにも及びます。
カビは生え始めているようです。室内で雨漏りが生じるとどうしてもカビが生えやすいです。その理由は、カビが好む条件がばっちり揃っているため。
)
」「湿度(75%以上
)
」「養分(食べカスやホコリなど
)
」の3条件が揃うと、カビはどんどん増殖します。
特に、冬場の室内は暖房をつけて窓を閉め切り、風通しが悪くなっているためカビが生えやすいです。
避けるべきな
のが「水で拭き取る」ということ。水で拭き取ると、
カビの好む
湿気
を与えることになるからです。
飛散することを考え、窓を開けて十分に換気します。
マスクを着用し、できるだけ室内に
人がいない時間帯におこなうのが望ましいです。
窓を開け、
室内の風通しをよくする(十分な換気
)
カビ部分に
掃除機をゆっくりと当てて
吸い取る
乾いた布で数回拭き取る
屋根から雨水が浸入している場合、天井裏に雨水のシミが出ているはずです。
雨。雨で濡れた屋根面が非常に危険
ではありますが、「雨漏りしているのでなんとかしてあげたい」と思い、屋根に上がらせていただくことになりました
。
かれた
築40年程
の瓦屋根です。屋根材には
苔
がたくさん生えています。苔が増殖しているのは、屋根の
防水性が低下している証拠です。
完全に割れています。ただ、こちらの箇所は軒の出になっている部分です。そのため、
部屋内での雨漏りに繋がっているわけではありません。
さ、まざまな二次被害に発展することも懸念されます。
雨漏り箇所の真上が上写真
です。瓦が割れている箇所が確認され
ました。
完全に割れているというわけではありません。わずかな亀裂
が入っています。「こんな少しのひび割れから?」と思われるかもしれません。
それどころか、「狭い空間に
吸い寄せられる」という性質ももつのが水分です。
これを、「毛細管現象」といいます。
と、コップ内の水面よりもストロー内の水面が上がりますね。これも、代表的な
毛細管現象です。
)
といいます。こちらの棟には、四角い
熨斗瓦
(のしがわら)が3段、頂点に丸瓦が1段、合計4段の瓦が積まれています。棟に積まれた瓦を合わせて「棟瓦(むねがわら)」ともいいます。
)
のでは?」と思われる方も多いかもしれません。しかし、瓦の歪みの本当の
原因は、実は、瓦の下に隠れています。
工法
」で施工されています。土葺きの屋根は、瓦を固定するために「葺き土(ふきど)」とよばれる粘土状の
下地材が使用されています。
劣化します。
)
。
、屋根の中でもっとも風の影響を受けやすい場所です
。
」「台風
」「大雨
」などがきっかけとなり、「ずれ、歪み」「飛散、落下」「崩れ」などの大きな被害を起こす可能性が高まります。
調査が不可欠です。一見、雨漏りとは関係のないような箇所まで拝見することもあります。
雨漏り。調査の結果、
原因は瓦
屋根にありました。しかし、雨漏りの状況によっては外壁や窓など
が雨漏り
原因に発展している
場合もあるのです。
解決には至りません。それどころか、雨水を排出させるための必要な隙間まで塞ぐことで、逆に雨漏りの原因になることもあります。
徹底的に現状を調べ上げま
す。現状を十分に把握した上でしか、最適な雨漏り
解決策は導き出せないからです。
。
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