吹田市で屋根端の破風板・鼻隠し板の修理なら！施工事例【まとめ】
2024.06.05
こんにちは！街の屋根やさん大阪吹田店です(^^)/今回は、屋根端に設置されている「破風板(はふいた)」「鼻隠し板」の修理事例をご紹介します。破風板や鼻隠し板の剥がれやめくれを放置していると、雨漏りや部材の落下・飛散などの原因になることもあるんです…！ 吹田市で屋根端…
西淀川区 屋根修繕！早目の対処でトラブルを未然に防ぎます
強風により屋根の一部が崩れています。
内部の下地材まで丸見えです。このままでは、雨漏りだけではなく、新たな被害を引き起こしかねません。
早目の対処が望まれます。
部分的な修繕工事によって屋根が復旧しました。
さらに、防災仕様の棟「強力棟」へ仕様を変更しています。部分的な修繕で、以前よりも強く丈夫な屋根が実現しました。
一体、どのような方法で屋根を復旧、強化したのでしょうか？
まずは、既存の棟瓦を解体し撤去します。
今回は、崩れた棟の積み替えによる復旧ですが、さらに、防災仕様の棟「強力棟」に使用を変更します。
強化棟は、台風や地震に強い防災仕様の棟です。
・現状⇒熨斗瓦(のしがわら)3段+冠瓦1段＝合計瓦4段の棟のため強風による影響を受けやすい
・強化棟⇒冠瓦1枚を屋根下地に緊結させ、「耐風性」「耐久性」「防水性」を向上させる
土葺き工法で施工された屋根に使われている下地材を「葺き土(ふきど・ふきつち)」といいます。
土葺きの屋根には、瓦を固定させるために大量の葺き土がのっています。
ただし、葺き土は経年によって瓦を固定する力が弱まり、瓦のズレに発展します。
瓦がズレることで起こるのが、「雨水浸入」や「瓦の落下、崩れ、飛散」などです。
2021年現在では、耐震性への影響から、屋根に土葺き工法が採用されることはほとんど無くなりました。
強力棟を成形する際に使用するのが「強力棟金具」です。
強力棟金具を設置することで、棟の「耐風性」を各段に向上させ、台風に負けない丈夫な棟を実現します。
先ほどの強力棟金具に棟芯材となる木材をビス打ちし固定します。
今までの棟瓦は、「葺き土⇒熨斗瓦⇒銅線を挟む⇒冠瓦⇒銅線でくくる」という施工方法でした。
今回、成形する強力棟は、「強力棟金具を屋根に直接ビス固定⇒金具に棟芯材をビス固定⇒下地材⇒冠瓦を棟芯材にビス打ちし固定」です。
今までとは比較にならない程、棟の強度も防水性も高まります。
今回、以前のような葺き土は使用しません。
代わりに、「なんばん漆喰」という下地材を棟芯材の両サイドに施工します。
粘着力が強く、さらに硬化することでセメントのような強度を発揮する建材がなんばん漆喰です。
2021年現在では、なんばん漆喰は瓦屋根の補修工事では欠かせない建材となっています。
なんばん漆喰を詰めた棟の上から、仕上げの冠瓦を被せ固定させます。
さらに瓦の上から内部の棟芯材に向かい、パッキン付きビスで瓦を棟下地を緊結させます。
瓦一枚一枚にビス打ちし、確実に固定します。
崩れていた屋根の一部が部分的な修繕によって見事に復旧しました。
強力棟は下地から何工程もかけて施工されているため、強風や大雨・地震に強いのです。
そのため、強力棟は「防災棟」ともよばれています。
瓦屋根のメンテナンス・修繕の際には、災害に強い「防災棟」への仕様変更をおすすめします。
西淀川区で無料屋根調査スタートです。まずは、お客様にご挨拶させていただきます。
こちらのお住まいは、1階が駐車場、2・3階が住居となっているということです。
上写真は外からの様子です。屋根の一部にはがれのような不具合が確認できますね。
この部分は屋根の一部である「破風(はふ)」と呼ばれる箇所です。
この破風部分に使用されている「ケイカル板」という素材の屋根材が劣化で割れてしまっているようでした。
実際に屋根にあがって近くから不具合の様子を見てみましょう。
ケイカル板とは、水酸化カルシウムと砂を主な原料とする耐火性の高い不燃ボードのことです。
吸水性が少なく湿気に強い素材ではあります。
しかし、断面はゆっくりながら水を吸収するため、そこの処理をしっかりとしないと徐々に劣化が進みます。
やはり、破風に設置されたケイカル板が割れています。
幸い、まだ雨漏りには至っていませんが、ボードの下の木材が丸見えです。
破風板として設置されているケイカル板が破れ、すっかり中の木材が露出しています。
これでは雨水が容易に内部に入り込みます。
また、かぶせている板金にも歪みや浮きが見られます。
屋根頂点に設置されている板金(棟板金)にも不具合が生じています。
棟板金を留めているビスが数か所浮いているのです。
これは、長年の風や雨などの振動等による経年劣化といえます。
ただ、ビスの緩みや浮き、抜けは比較的起こりやすい屋根の劣化現象です。
「釘の浮きくらい…」と思われるかもしれませんが、これが台風時の「屋根板金の飛散、めくれ」などに発展することが多いのです。
屋根材の表面を手で撫でてみると、「チョーキング現象」が見られました。チョーキング現象とは、古い塗装が粉状になり手に付着する劣化現象です。
このことから、屋根材自体の経年劣化も進んでいることが分かります。
壁と屋根の境目に設置された板金にも「浮き」が見られます。
板金の浮きは不要な隙間を生じさせます。不要な隙間は「雨水の浸入口」に発展する可能性も高く、雨漏りの原因になりかねません。
今すぐ修繕が必要という状態ではありませんが、後々、メンテナンスが必要な箇所でしょう。
大阪市西淀川区で屋根修繕のことなら私どもにおまかせください！
屋根はお客様から見えにくい・見れない場所です。
だからこそ、私どもの無料屋根調査では、必ず写真や動画でお住まいの様子を記録し、正確に現状をご報告した上で、最適な対処方法をご提案します。
「相談」「現地調査」「ご提案」「お見積もり」まですべて無料です。
もちろん、お見積もりまででも構いません！
ちょっとした屋根のトラブルでもすぐに駆けつけ、最適な修繕方法を無料でご提案いたします。どうか、お気軽にご相談くださいね。
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