マンション天井に拡がる茶色いシミ、見た目さえ我慢してれば大丈夫?
マンション内の天井にひろがる茶色いシミにお困りですか?
天井にシミが生じる原因としては、「雨漏り」「水道管や上階からの漏水」「害獣による尿、糞害」「結露」などが考えられます。
ただ、現状、深刻なトラブルに発展している様子もなく、「見た目さえ我慢していればいいか…」と思われている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「マンションに生じた天井のシミを放置すると起こりうること」と「マンション天井にシミが生じた場合の対処方法」をご紹介します。
マンション天井に生じたシミを放置し続けると起こりうることとは?
天井のシミが雨漏りや漏水によるものの場合、放置し続けていると内部の傷みを加速させる
万が一、天井シミの原因が雨漏りや漏水によりものである場合、建材に水分が浸み込み続けることとなります。木材であれば腐朽し、金属であれば腐食を引き起こします。建材を傷ませる大敵となるのが水分なのです。
室内にカビの胞子が飛散することによる健康被害も懸念される
さらに、水分が多く暖かい場所で増殖するのがカビです。カビが繁殖することで室内にたくさんのカビによる胞子が飛散します。カビの胞子はアレルギーやシックハウス症候群などの健康被害を引き起こす恐れもあるのです。
天井のシミが害獣による糞・尿害によるものの場合、内部を傷ませるだけでなく悪臭も放つ
また、天井シミの原因がお住まい内に侵入したネズミやコウモリ、ハクビシンなどの場合は同じ場所に排泄物をし続けるという特徴があります。これらの害獣による排泄物は、内部の建材を傷ませるだけでなく悪臭を放つことで生活空間に悪影響を及ぼします。さらに、寄生虫やダニ、最近やウイルスなどを持ち込まれる可能性も。健康被害にまで発展する可能性もあるのです。
マンション天井にひろがるシミに気づいたらどうすべき?
マンション天井のシミに気付いたら、まずはマンションの管理会社に相談してみましょう。
まずは、マンションの管理者(大家さん)や管理組合に相談する
マンション天井のシミに気づいたら、まずはマンションを管理している大家さんや管理会社に連絡しましょう。管理会社や管理者には、住人が安心して住まいを使えるよう何らかの欠陥があれば修繕しなければならないことが民法で義務づけられています。連絡の際に、「どんな天候の時にシミが濃くなるのか?(天候によるシミの差がある場合)」「いつ頃からシミが出始めたのか?」等も把握しておくと状況を伝えやすいです。※管理者に義務付けられている補修の範囲は「経年劣化によるもの」の場合です。借主の過失(水を出しっぱなしにしていた等)が原因の場合、管理者ではなく借主が補修費用を負担することとなります。
関連コラム 「雨漏り修理業者の選び方!業者を選ぶ際に抑えておくべきポイント4つ」はこちら
今回は、マンションに生じたシミを放置すると起こりうることと、マンション天井にシミが生じた場合の対処方法をご紹介しました。天井に生じたシミの原因を特定することはご自身では難しいです。清潔な空間を保ち安心して過ごし続けるためにも、ご自身が借主の場合は管理会社や大家さんに相談してみましょう。また、貸主の場合は雨漏り修理の専門業者に相談することをおすすめします。万が一、天井のシミが雨漏りや漏水、害獣被害が原因であった場合、早目に対処することで被害を最小限に抑えることができます。
- 天井のシミの原因が雨漏りや漏水、害獣被害であった場合、内部の傷みを加速させる恐れがある
天井に増殖したカビにより健康被害に発展する可能性もある
- マンションの天井シミに気づいたら、まずは管理会社や大家さんに相談すること
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