大阪市 雨漏り修理!プロが無料で駆けつけ徹底調査いたします
※2021年7月1日
記事更新
こんにちは!街の屋根やさん大阪吹田店です。
大阪市で繰り返す雨漏りにお困りですか?雨漏りは見た目だけの問題ではなく、修理を後回しにすることでさまざまな二次被害に発展しうる住宅トラブルです。
今回は、
弊社が大阪市内でおこなった雨漏り修理事例をご紹介します。
無料調査から修理完了、雨漏り解決から一年後までの流れをぜひご覧ください!
関連ブログ
大阪市 雨漏り修理!プロが無料で駆けつけ徹底調査いたします
まずは、無料雨漏り調査からです。雨漏り解決のためには、最適な修理方法を導き出さなければなりません。
そのために不可欠なのが、事前の徹底調査です。
雨漏り解決のプロが、無料といえども徹底的にトラブル
原因を究明します!
地域 | 大阪市 |
築年数 | 約30年 |
きっかけ | 天井の雨染み |
大阪市 雨漏り修理前の無料調査step1「ご挨拶、ヒアリング調査」
お客様へのご挨拶をいたします。また、可能であれば雨漏りの詳細をお伺いします。
「どれくらいの量の水が入り込んでいるのが」「どこから雨漏りしているのか」「どんな天候のときに雨漏りするのか」など、
お客様にしか知りえない情報をいただくことで、雨漏り原因解明の糸口になることもあるからです。
お話をお伺いしたところ、
室内の天井に雨漏りが原因と思われる雨染みが現われているということ。さっそく拝見しましょう。
大阪市 雨漏り修理前の無料調査step2「雨漏り箇所」
こちらが雨漏りが疑われている天井です。よく見ると、
照明のあたりに大きな雨染みがくっきりと現れています。
建材は雨水が浸みこむことでカビが繁殖しやすくなります。カビの繁殖によって室内に飛散するのがカビ胞子です。
カビ胞子は目では確認できない程ですが、体内に浸入することでアレルギーやシックハウス症候群などの健康被害を引き起こすといわれています。
また、水分による電気系統への影響も懸念されます。
この雨染みの原因は一体何なのでしょうか。次に、雨染み箇所上にあたる屋根に上らせていただきます。
関連ブログ
「大阪市北区 雨漏り修理で天井からの水漏れトラブルを解決!」はこちら
大阪市 雨漏り修理前の無料調査step3「屋根材の確認」
お客様に許可をいただけたら、梯子(はしご)をかけて屋根調査スタートです。
これ以上被害を拡大させないためにも早めの対処が望まれます。
無料といえども天井の雨染み原因が究明できるまで徹底的に調査します。
こちらが屋根の上です。屋根材は瓦で中でも
「いぶし瓦」というものになります。
いぶし瓦は粘土瓦の一種で、
耐用年数は約30年~
50年です(設置環境による
)
。
いぶし瓦は、高温で焼き上げた後、さらに蒸し焼きにします。これにより、
独特の光沢を放つのがいぶし瓦です。
屋根材自体を拝見したところ、
まだまだ丈夫で目立つような劣化は生じていません。 関連ページ 「4つのチェックで瓦屋根の点検・メンテナンスのタイミングを知ろう」はこちら
大阪市 雨漏り修理前の無料調査step4「谷板金の確認」
さらに細かい部分の調査に進みましょう。
屋根面と屋根面が合わさる部分には、雨水を雨樋へ排水させるための「谷板金」が設置されています。
屋根に溜まった雨水を排水させる役割をもつことから「谷樋(たにどい)」とも呼ばれます。
屋根に溜まった雨水が一気に
集まる
谷板金。
谷板金の不具合は雨漏りに発展しやすいです。
関連ページ 「お住まいが教えてくれる屋根補修のサイン」はこちら
大阪市 雨漏り修理前の無料調査step5「棟を上から確認」
大阪市 雨漏り修理前の無料調査step6「棟をサイドから確認」
こちらの棟は、熨斗瓦が5段積まれており、頂点に冠瓦が設置されています。
しかし、
熨斗瓦のサイドがガタガタにずれ、大きく前へ飛び出している瓦もあります。
突然
ズレが生じたというわけではなく、長い年月をかけて今の状態に至ったと考えられます。
「瓦を固定するための下地材が脆くなる⇒
瓦を留める力が低下地震や台風、その他振動などの影響⇒瓦のズレ、歪み」瓦の歪みやズレは屋根に不要な隙間を生じさせます。屋根の不要な隙間は雨漏り原因となる「雨水の入口」に発展しやすいです。
懸念されるのは雨漏りだけではありません。
不安定になっている瓦は、強風や地震によって飛散・落下の可能性も高まっていると考えられるからです。
関連ブログ
大阪市 雨漏り修理前の無料調査step7「下葺き材を確認」
瓦を数枚めくってみましょう。瓦の下には瓦を留めるための下葺き材が施工されています。
こちらの屋根の場合、昔ながらの土葺き工法です。そのため、
下葺き材として「葺き土(ふきど)」とよばれる土が敷き詰められています。
関連ページ 「屋根の内部の構造ってどうなっているの?」はこちら
葺き土は本来、その粘着性により瓦を固定させる役割を果たします。
また、万が一、内部に雨水が入り込んでも葺き土が雨水を吸い込むことで防水材の役割も果たしてくれるのです。
しかし、
葺き土は経年と共に脆弱化し、徐々に瓦を固定する力を弱らせていきます。
「濡れる、乾く、濡れる、乾く」を繰り返すことで、葺き土は粘土質から徐々にサラサラの砂状へと変わります。
葺き土が脆くなることで生じるのが「瓦のズレ、歪み」です。
関連ページ 「屋根工事を必要としている方、屋根の事でお悩みの方へ」はこちら
上
写真をご覧ください。
下側の
瓦の上部
に
葺き
土が少しだけ
被さっているのがわかりますか?
これは、葺き土がやや
多すぎる印象です。
瓦の立上りまで葺き
土がつくと、葺き
土に万が一雨水が
付いた場合
、そのまま内部へ
浸透し、瓦下まで
雨水
がまわってしまう危険性があるからです。
関連ブログ
葺き土の量ですが、葺き土は職人の手によって詰める量が異なります。
多い方が良いのか、少ない方が良いか?というと、比較的多い方が良いと思われます。
瓦を留める上で葺き
土は重要です。葺き土が
少なすぎると瓦がガタついたり、安定度に欠けます。
逆に、葺き土が
多くなると瓦の
安定感は増しますが、重さによって
屋根にかかる負担は大きくなります。
大阪市 雨漏り修理前の無料調査step8「漆喰(しっくい)の確認」
漆喰は、「棟に施工されている白いところ」というイメージが強いですが、実は、谷板金まわりにも施工されています。
谷板金まわりの漆喰が劣化によって剥がれると、屋根内部に雨水が浸入するリスクが高まります。
その理由は、谷板金まわりの葺き土が濡れることで、そのまま雨水が内部へ浸透するからです。
上写真は谷板金まわりに生えた苔です。本来は通気性にすぐれる漆喰ですが、劣化や環境により高湿状態が続くことで苔が繁殖しています。
「苔やカビが存在する=湿気を含む環境が整っている」ということです。
建材は水分を含むことで劣化のスピードが上がります。特に、日当たりの悪い北側の屋根面では苔が生えやすいです。
谷板金まわりは雨水が溜まる上、影になりやすいため、知らないうちに漆喰やその他建材の傷みが進行していることも少なくありません。
谷板金まわりの不具合は、室内への雨漏り原因になりやすいです。
関連ページ 「放置はダメ!屋根や外壁の劣化を促進させる苔・藻・カビ」はこちら 関連ブログ 「大阪市生野区 漆喰詰め直し工事 漆喰は劣化する前に詰め直しをします」はこちら
大阪市 雨漏り修理前の無料調査step9「調査の結果」
無料雨漏り調査が完了です。
調査時に記録した写真や動画をお客様にお見せします。雨漏りの原因やお住まいの現状を「わかりやすく・丁寧に・正確に」ご報告します。
分からないことがあれば何でもお聞きくださいね!
関連ページ
・棟瓦にズレや歪みが生じることで不要な隙間ができている⇒雨水の入口に発展している可能性が高い・谷板金に劣化による穴が開いている⇒雨水の入口に発展している
・棟や谷板金まわりに施工されている漆喰が経年劣化により剥がれ落ちている⇒内部の葺き土に雨水が浸入・瓦下に施工されている葺き土が経年により脆くなっている⇒
瓦を留める力が低下
瓦自体には不具合はないものの、部分的に「雨水の入口」となりうるトラブルが生じています。
ただ、「瓦がズレているなら動かして戻せばいい」という単純なものではありません。瓦のズレ、歪みの原因となっているのが「下地材の劣化」です。
そのため、雨水を入り込みにくくする(雨漏りを解決する)ためには、瓦を一旦はずし、内部の下地をメンテナンスする必要があります。
関連ページ
「この見積もり大丈夫?見積もり項目徹底解説!」はこちら
・棟の積み直し・谷板金の差し替え(交換
)
現状から、弊社では雨漏り解決のためには「屋根の部分的なメンテナンスが必要」と判断します。
棟瓦のズレや歪みによって不要な隙間(雨水の入口)が生じているため、棟を下地からメンテナンスし直す必要があります。そのためにおこなうのが「棟の積み直し」です。
その際に、以前と同じ方法で下地を成形するのではなく、
より防水性・耐久性にすぐれた現代の新素材を採用することで、より雨漏りしにくく丈夫な棟を実現します。
関連ページ
現状とご提案内容に十分ご納得いただけたら修理開始です。
ここからは、雨水の流れを知り尽くした雨漏り修理のプロによる復旧施工をじっくりとご覧ください!
大阪市 雨漏り修理step1「再度、ご挨拶とご説明」
今回、雨漏り修理として「棟の積み直し」と「谷板金の差し替え」をおこないます。
これらの施工に必要な建材の搬入、搬出に
使用するのが
電動荷揚機
です。
今回は棟の積み直しをする際に、大量の棟瓦を一旦外す必要があります。
一旦
外した瓦はこの電動荷揚機を使い、下地メンテナンスが完了するまで
地上で大切に
保管します。
大阪市 雨漏り修理step3「既存瓦を一旦、撤去」
これが棟の隙間です。
この隙間に雨水が入り込むことで、室内への
雨漏りに発展します
。
棟の隙間はできるだけ狭い方が雨水が入り込みにくいです。
しかし、経年や振動など
の影響を受け、棟に隣接する瓦は
徐々にずり下がり、この隙間が広くなりがちです。
広くなった棟の隙間を可能な限り狭めるためのひと手間も、後ほどご紹介しますね。
関連ページ 「知ってお得!屋根の便利な豆知識」はこちら
今回の屋根修理、実は、ちょうど梅雨時期に差し掛かっています。
棟の積み直しは一日で完了することはほとんどありません。もちろん、棟を剥き出しのままにするとさらに雨漏りしてしまいます。
そのため、一日の作業の終わりには「雨養生(あめようじょう)」をします。
棟に
ブルーシートを重ねて
覆い被せ、
さら
に、紐で結んだ
2つの布袋を跨がせます。このようにすることで、シートが飛散するのを防ぐのです。
布袋の中に詰めているのが撤去した葺き土です。重い葺き土はブルーシートが飛散しないようしっかりと抑えてくれます。
棟の修理をする場合、丁寧な雨養生は不可欠です。
関連ページ 「屋根が地震や台風で被災した際の応急処置「雨養生(あめようじょう)」はこちら
棟の積み直し
は残り2日で完了で
す。
雨のため、2日程流れてしまいましたが、ようやく工事も本日を含めてあと2日。
棟の積み直しは
31m。6月の梅雨シーズンということもあり、谷板金の入替工事で約2週間ほどかかってしまいました。
しかし、棟
には一滴も雨水を入れたくないですし、今後のためにも
完璧に施工させていただきたいです。
工期は少しかかりましたが、やっとのことでここまできました。
関連ページ
「屋根工事
工事別必要日数」はこちら
さて、瓦撤去後の
棟の隙間を再度ご覧ください。
棟
の隙間を可能な限り狭くする職人のひと手間のことを、「おいあて調整」といいます。
おいあて調整は、
棟に隣接する瓦を加工し、できるだけ雨水の入口となりうる隙間を狭めるためのひと手間です。
このときに加工する瓦は「おいあて瓦」とよばれます。
面積の
足りないおいあて瓦を部分的に新しい瓦に交換し、より隙間が狭くなるよう施工します。
もう少し棟に瓦をかけたい場所は、職人がその場で
瓦を部分的にカットし差替えるのです。
大阪市 雨漏り修理step8「なんばん漆喰の施工」
今回、棟の葺き直しには以前のような葺き土は使用しません。
葺き土に代わって下地材に採用
するのが、「なんばん漆喰」です。
なんばん漆喰は、「漆喰」と「葺き土」両方の役割を兼ね備えた建材です。
さらに、素材自体が水を弾くため雨水にも非常に強いという特徴をもちます。
撤去した葺き土の代わりに今度はなんばんを詰めて瓦を固定させます。
関連ブログ
「瓦の下に葺き土ではなく、なんばんを
尼崎市」はこちら
屋根からの雨漏りは棟から浸入していることが多いです。そのため、より慎重に・より丁寧に・より確実な作業が求められます。
棟が歪んで積まれることはないよう、丁寧に
雨仕舞した棟に瓦を復旧します。
熨斗
瓦と冠瓦の
復旧の際に使用するのもなんばん漆喰です。
棟内部のメンテナンスが完了です。地上で保管していた棟瓦を屋根へ搬入し、復旧します。
「なんばん漆喰を積み、熨斗瓦を積む」という作業を何度も何度も
繰り返し、丈夫な棟に仕上げます。
今回の棟積み直しは全部で約31mです。水糸を張りながら慎重に
作業を進めます。
「ただ瓦を
積む」のではなく、「雨水の流れを読んだ上で適切な位置と角度で瓦を
固定」しなければなりません。
5段積みの熨斗瓦を綺麗な一直線になるよう施工するのは見ている以上に難しく、時間を要する作業です。
関連コラム
「瓦屋根の棟部分の名称と役割」はこちら
熨斗瓦を5段積み終えたら、仕上げの冠瓦を復旧します。
なんばん漆喰に冠瓦を押し付け固定します。なんばん漆喰は固まるとセメントのような強度も発揮する建材です。
熨斗瓦に挟み込んだ銅線を冠瓦の頂上で結びつけ緊結し
ます。
ガタガタに歪んでいた修理前の棟が思い出せない程、きれいな一直線
に整った棟です。
雨漏りを引き起こしていた棟の歪みはプロの施工によって復旧し、防水性を取り戻し
ました。
部分的な屋根メンテナンスではありますが、屋根全体が若返った印象です。
これでもう雨漏りの心配はいりません。
また、以前よりも雨水に強く、耐久性にすぐれる棟に生まれ変わっています。
とはいえ、
屋根を健全に保つためには
定期的な点検は必要です。また、定期点検の際に屋根を拝見させていただきますね。
修理が終わってからがお客様との本当のお付き合いの始まりです!
関連ページ 「重くて硬い瓦の落下は二次被害を招きます、だからメンテナンスが超重要」はこちら
歪んだ棟は屋根に不要な隙間を生じさせ、雨漏りを引き起こしていました。
修理後は棟の歪みや瓦のズレも解消し、雨漏りも無事止まりました。
大阪市 雨漏り修理から一年が経ちました!【定期点検】
雨漏り修理として「棟積み直し」「谷板金差し替え」を施工してから約一年が経過しました。
屋根は施工後と変わらずお住まいを守ってくれているでしょうか。無料点検に伺います!
修理前、居室で生じた雨漏りにお悩みであったこちらのご邸宅。施工後は雨漏りも解消し、問題なくお過ごしいただけていました。
こちらは一年経った修理後の棟です。瓦の
歪み、ズレなども生じていません。棟は修理後と変わらぬ
綺麗な一直線を保ってくれています。
災害時の被害を防ぐにはこうした平時の点検が大切です。
新たな不具合が生じてい
ないか、さらに点検を進めましょう。
関連ページ 「お客様が街の屋根やさんを選んだ理由」はこちら
大阪市 雨漏り修理一年 定期点検step2「谷板金」
大阪市 雨漏り修理一年 定期点検step3「鬼瓦まわり」
大阪市 雨漏り修理一年 定期点検step4「ご報告」
大阪市で雨漏り修理ならわたしたちにおまかせください!
大阪市で雨漏りにお困りなら私たちにおまかせください!
雨水の流れを知り尽くした雨漏り解決のプロが徹底調査し、最適な解決策を無料で導き出します。
たとえば今回ご紹介した雨漏り修理事例。
「修理後、雨漏りは止まった。屋根の美観も取り戻した。でも、この先1年、3年、5年、10年…と問題なく過ごせるだろうか」修理が終わってからも、お客様のご不安は消えません。
だからこそ、わたしたちは修理後もお困り事があれば無料で駆けつけます。
施工後からが、本当のお客様とのお付き合いの始まりと考えているからです。
「屋根工事が終わった後も充実の長期保証があるので安心です」はこちら
無料で「相談」「現地調査」「お見積もり」いたします!
「修理してもしても繰り返す雨漏りに困り果てている」
「雨漏りかどうかは不明だけど室内で水漏れトラブルが起きている」このような場合もわたしたちに一度ご相談ください!
雨漏り解決のプロが無料で駆けつけ徹底的に原因調査いたします。原因が明らかにならないまま、場当たり的な修理をしたとしても、根本的な雨漏り原因は残ったままです。
建物の負担を最小限に抑えるためだけではなく、修理の度に費用がかさんでしまうことを防ぐためにも、雨漏りには徹底的な原因調査が不可欠です。
お住まいのことでお困りなら、どうかお気軽にわたしたちにご相談くださいね!
「ここまでやります!お住まいの無料点検!」はこちら
7時~21時まで受付中!
0120-1123-41