豊中市|雨漏り箇所は複数箇所。瓦屋根の雨漏りは、まず『棟』を疑え!


やっと春らしい温かい気候になってきました。

しかし、今日は大雨。卒業式のシーズンを迎え、なんとなくさみしさを感じる今日この頃。

『ピリリリリリ・・・・』

電話は今日も元気に鳴り響きます。

今回の現場は豊中市です。

こんにちは!雨漏りの事なら街の屋根屋さん吹田店道明です。

『4年前から雨漏りが止まらない。以前雨漏り修理をしてもらった業者に何度も工事をしてもらっているが、雨漏りが止まらない。』というお問い合わせでした。

木造二階建て、リビング、玄関、2階へ上る階段に雨漏り箇所があるとの事です。

それでは、雨漏り調査の模様を写真と合わせてご紹介致します。

雨漏り調査 初日

雨漏り箇所調査

雨漏りの現地調査時クロスのシミを発見
雨漏り箇所は4箇所ありました。
まずは玄関入ってすぐの所。
天井クロスに雨染みが出ている様子
そしてリビング天井クロスにもシミがありました。
雨漏り調査 雨漏り現状
さらに居室の天井や壁のクロスに染み。
現地調査 サッシ周り
そしてサッシ周りです。恐らくまだ表面に出て来ていない箇所もある可能性があります。
雨漏り調査 雨漏り現状
2階へ上る階段の胴差し周り
築年数は約30年で、3ヶ月前から雨漏りし始め、この家を建てたハウスメーカーにベランダ防水工事と、棟の漆喰詰め直し工事をしてもらったそうです。

しかし、一向に雨漏りが止まらず。

最初1箇所だった雨漏り箇所も今では4箇所に増え、途方に暮れながらインターネットで弊社を見つけたそうです。

さっそく調査開始いたします。

雨漏り調査 初日

現地調査 屋根裏を調査
まずは、1階居室部分の点検口を開けさせてもらい、屋根裏を調査していきます。
現地調査 屋根裏を調査
一目で天井裏が水浸しである事がわかります。いたる所が水に濡れています。
現地調査 屋根裏を調査
かなりの水の量が染みこんでおり、下地の野地板の状態、土の状態、防水シートの状態も気になります。
雨漏り調査で屋根裏を調査
現地調査 雨漏り調査
早速、調査開始!しかし今日は大雨の日。雨の日に瓦屋根に上る事はとても危険です。しかし、お客様の為に出来るだけの事はしてあげたい。
ベランダに養生をした様子
という事でベランダの養生を致しました。もしこれで雨漏りが止まれば雨の浸入箇所はベランダと特定できます。逆に雨漏りが止まらなければ他の箇所に原因がある事が分かります。

雨漏り調査 2日目

棟の調査開始

現地調査 瓦を調査
次の日は快晴でした。残念ながら、昨日の養生で雨漏りは止まりませんでした。さっそく屋根に上って調査を開始します。
現地調査 雨漏り調査
この屋根はいぶし瓦で葺かれており、瓦自体はまだまだ丈夫です。屋根の葺き方は『土葺き工法』といって、下には大量の土が葺いてあり、土で瓦を固定しています。
この屋根は『土葺き工法』と言って、瓦の下には大量の土が葺かれています。
土には瓦を固定する役割と断熱や防音の役割があり、台風対策や防火性も高く昔からみんなに好まれて施工されてきた工法です。


関西ではこの『土葺き工法』昔から多く施行されており、関東では『引掛け桟瓦工法』と言って土を使用しない工法が多く施工されて来ました。


『土葺き工法』は断熱や防音の防火性等のメリットがある反面、大量に土を使用する分、屋根が重くなり『大地震に弱く』なります。1㎡あたり土の重さも含めると60~70kgになります。

昔から『関西には大地震が起きない』と言う事が信じられており、震度6以上の地震は想定しておらず、関西では屋根が重い『土葺き工法』が主流でした。

しかし、1995年の阪神大震災で多くの『土葺き工法』で建てられたの家が倒壊し、

今では、『震度7以上の大地震に耐えられるガイドライン』に沿って施工され、大地震に強い工法で建てられています。

棟瓦が歪んでいる様子
屋根に上ってまず気になったのは棟の歪みです。棟瓦が真直ぐに揃っていません。
棟瓦 見本
上の写真は棟を積み替えた直後の他現場の写真です。本来ならば上の写真の様に真直ぐに揃っていないといけません
棟が歪む原因としては、野地板がたわんでいる場合のありますが、『土葺き工法』の場合は多くが土にあります。

この屋根場合も後者の方で、棟瓦の下で固定している土が柔らかくなり崩れてきている事が考えらます。

棟瓦が歪んでいる場合、平場の瓦の歪んでいる事が多く見受けられます。




平瓦の調査

棟瓦 浮き
平場の瓦を調査していきます。下の土が崩れてきて、瓦が浮いて隙間ができているのが分かります。

瓦屋根はを重ねていく都合上、最終的に勾配が緩くなりますので、4寸以上の傾斜がなければ、雨漏りのリスクが高くなると言われています。

この瓦屋根の様に瓦が浮き上がってしまっている状態では、上の図の様に上から流れてきた雨水が瓦の下に入り込んでしまいます。
写真の様に瓦が浮いてきてしまうと、その隙間から雨水が入り込み、さらに中に土を流してしまい、ますます土が崩れていきます。

また、下の野地板や屋内も雨水で劣化させてしまう可能性もあります。

では、本当に瓦の下に水が入り込んでいるのでしょうか?

実際に瓦をめくって見ましょう!


瓦の下を調査!

瓦の下の土が濡れている様子
こちらが瓦の下の土の様子です。土が雨水で濡れて崩れているのが分かります。
現地調査 瓦の下を調査
こちらが、濡れていない状態の土の様子です。ガチガチに固まっているのが分かります。
写真をみて頂ければ、瓦の下に雨水が入り込んでしまっている事が分かります。

大屋根の瓦全体がズレてしまっており、雨の度に瓦の下に雨水が入ってしまっています。

その結果、あちこちから雨漏りが発生し、屋根裏も水浸しになったものと考えられます。

現地調査 サッシ周り
現地調査 サッシ周り
サッシ周りのコーキングも切れており、サッシ周りの雨漏りはここから浸入したものと考えられます。

サッシ周りのコーキング処理をする事でサッシ周りからの雨水浸入は止められます。

そして、大屋根の状態ですが、雨漏りを止めるには下地材ごと取り替える『葺き替え工事』が必要になります。

これを機に1㎡あたり5kgの軽い屋根材に葺き替え、大地震に備えるのも一つの手です。

もし、垂木などの下地まで痛めてしまうと『葺き替え工事』では済みません。

瓦屋根の雨漏りはまず『棟』の確認から。

みなさんの家を守るお手伝いを致します。

本日のブログは以上です

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