重くて固い瓦の落下は二次被害を招きます、だからメンテナンスが超重要

【台風21号、台風24号で被災された方へ12/8更新】
台風21号、台風24号の被害に遭われた皆さまにお見舞いを申し上げます。現在でも台風21号、台風24号の被害により、多くのご相談とお問合せをいただいており、順次対応しております。皆さまにはご理解を賜りますようお願い申し上げます。
台風で屋根に被害を受けた方・受けたかもしれない方、どんなに建物がご心配でも屋根にはのぼるのは危険です。街の屋根やさんの無料点検をご利用ください。可能な限りの応急処置もその場でいたします。

重くて固い瓦の落下は 二次被害を招きます。瓦のメンテナンスが重要です

 台風などの強風で被害に遭いやすく、他の部分へ被害を拡大してしまうケースも多いのが瓦屋根です。ずれてしまうだけならまだしも、災害の規模が大きいと屋根から瓦が落下してきます。重くて固い瓦が落下すると、まず間違いなく落下地点のものを傷つけ、破壊します。2階屋根から1階屋根に落下すれば、その部分の瓦がほぼ間違いなく割れます。瓦屋根でこういった多重被害を受けた方もいるのではないでしょうか。自分の敷地内ならまだしも、お隣に落ちて何かを壊したとなれば目も当てられません。この先、台風の度にそういった被害を心配しなくていけないとしたら、不安で仕方ないですよね。重くて固い屋根材だからこそ、他の屋根材よりもメンテナンスが重要とも言えるのです。

重くて固い瓦が落下することによって発生する多重被害

 台風などの強風被害に遭うと、屋根からさまざまなものが落下してくることがあります。また、地震でも同様の被害が起こり、屋根の頂点や四隅をカバーしている各種の屋根材が落下してくることがあります。どれも落下してくれば危険には変わりませんが、その中でも特に危険な屋根材があります。重くて固い瓦です。瓦には粘土瓦の他、セメント瓦やモニエル瓦がありますが、いずれも重くて固く、落下した地点にものがあれば、ほぼ確実に破壊されます。

粉々に割れてしまった瓦

落下した瓦が屋根を破損
強風で瓦が飛散

 1階の屋根に落下すればその部分の瓦が、お庭に落ちればそこにあったものが、お隣など敷地に落下して何かを破損してしまった場合は今後のご近所づきあいに悪影響が出てしまうことは間違いありません。そういったことにならないよう、適切にメンテナンスしていく必要があるのです。

瓦が落下し多重被害になる前に適切なメンテナンスがとても大切
瓦の種類について詳しくはコチラ

強風でで落下した場合どうなるのか
落下した瓦

落下した瓦

 ここでは瓦が実際に落下してきた場合のことを重量と大きさを比較しながら考えてみたいと思います。一口に瓦といいますが、表面に炭素被膜を持つ黒や銀色のいぶし瓦、陶器と同じように表面に釉薬で処理された釉薬瓦、未処理で赤土色の素焼き瓦などの粘土瓦の他、セメントを主剤としたセメント瓦やモニエル瓦があります。まずはこれらの瓦の重さを比較してみたいと思います。

いろいろな種類の瓦があります。いぶし瓦、釉薬瓦、素焼き瓦、セメント瓦、モニエル瓦
屋根材の重さ比較ついて詳しくはコチラ

強風による瓦の落下被害

粘土瓦の大きさと重さ
粘土瓦の工事風景

 粘土瓦はいぶし瓦、釉薬瓦、素焼き瓦に大別されますが、どれもほぼ同じ重さである。屋根材の中でも超重量級なので、風に舞うことはほぼなく、そのまま直線的に落下する。おまけに弾性が全くないので落下してきた瓦は砕ける。落下地点のものも破損は免れないし、そこが瓦屋根の場合は落下地点の瓦も砕ける。通常の瓦屋根の場合、ほとんどの瓦が固定されていないので、落下の仕方にもよるが、衝撃で落下地点の瓦が梃子のように持ち上がり、再度、落下するということも起こりえる。

瓦は桟木に引っ掛けているだけ

瓦屋根について詳しくはコチラ
強風により砕けたセメント瓦

セメント瓦の大さと重さ

 セメント瓦はさまざまな形状のものが作られているが、ここでは粘土瓦と比較しやすいように和瓦のものとした。粘土瓦より大きくて重く、密度も大きいが屋根の総重量は葺き土などを使わず釘で固定されているのでやや軽い。釘で固定されているため、落下するということは少ないが、劣化していた場合はどうなるか分からない。

砕けたセメント瓦

 コチラも落下する場合は風に舞うことはほぼなく、そのまま直線的に落下する。おまけに弾性が全くないので落下してきた瓦は砕ける。落下地点のものも破損は免れないし、そこがセメント瓦の場合は落下地点のものも砕ける。セメント瓦は1枚1枚を釘止めしているので、衝撃で落下地点のセメント瓦が持ち上がり、再度、落下するということは少ないが、それも釘の固定力によるため、劣化していた場合はどうなるか分からない。

強風によって砕けたモニエル瓦
モニエル瓦の大きさと重さ

 モニエル瓦にもはさまざまな形状のものがあるが、ここでは広く普及しているセンチュリオンという商品名のものの数値を使用した。粘土瓦やセメント瓦より大きくて重く、密度も大きいが屋根の総重量は葺き土などを使わず釘で固定されているので粘土瓦と同程度。釘で固定されているため、落下するということは少ないが、劣化していた場合はどうなるか分からない。

砕けて落下しそうなモニエル瓦

 コチラも落下する場合は風に舞うことはほぼなく、そのまま直線的に落下する。おまけに弾性が全くないので落下してきた瓦は砕ける。落下地点のものも破損は免れないし、そこがモニエル瓦の場合は落下地点のものも砕ける。モニエル瓦は1枚1枚を釘止めしているので、衝撃で落下地点のモニエル瓦が持ち上がり、再度、落下するということは少ないが、それも釘の固定力によるため、劣化していた場合はどうなるか分からない。

セメント瓦やモニエル瓦ノメンテナンスの詳細はこちら
他の屋根材も見てみましょう
スレート規格
剥がれたスレート

 1枚の重さだけを見ると、粘土瓦よりも重いがこれはそれなりの大きさがあるためで、1平方センチあたりの重さは1gを切る軽さ。基本的に1枚を釘で数>箇所固定するので、釘や屋根材が健全ならば強風で剥がれる心配はない。ただし、老朽化してスレートがひび割れたり、釘が錆びたりすると脱落し、飛散する。
風に乗って屋根から遠方に落下したり、お隣の敷地に落下することはあるが、屋根材自体が手で折り曲げて割ることができるくらいの強度でしかも軽いことから何かにぶつかっても、軽微な傷をつくるくらいで大きく破損させてしまうことはほとんどない。

スレート屋根メンテナンスの詳細はこちら

金属屋根規格
台風被害で剥がれた金属屋根

 一般の戸建て住宅には0.35mm厚前後のガルバリウム鋼板が用いられることがほとんど。木材と薄い鋼板で構成されているので、屋根の重量はとにかく軽い。釘で固定されているため、飛ぶことはまずないが、錆などに伴い剥がれるということがある。瓦棒葺き・立平葺きで問題なのは1枚1枚の長さが棟から軒先までと長く、継ぎ目がないために剥がれはじめると風の影響を大きく受けるようになり、大きく剥がれてしまうことである。軽い屋根材なので、飛散するとどこまで飛んでいくか分からない。規模が大きな建物の場合、大きく剥がれてしまった屋根材が数キロ先で見つかったとニュースになることもある。

金属屋根の立平葺き詳細はこちら

金属屋根規格
スーパーガルテクト

 スーパーガルテクトに使われる鋼板は0.35mm厚の超耐候ガルバリウム(SGL)鋼板なので、とにかく軽い。同じ金属屋根材で同じ厚さでもトタン(亜鉛めっき鋼板)よりもガルバリウム(アルミ・亜鉛めっき鋼板)が軽く、それよりもSGL(マグネシウム添加アルミ・亜鉛めっき鋼板)の方が軽い。これはめっき成分の違いによるためである。釘で固定されている他、屋根材に返しがついているため、強風でも飛ぶことはほぼない。街の屋根やさんでも、このような成型金属屋根材が飛散したという相談は受けたことがない。

 もし、飛散した場合は軽い屋根材なので、どこまで飛んでいくか分からないが、建物に衝突しても傷を付けることはあるが、破壊してしまうことはないと言える。

金属屋根の詳細はこちら
スーパーガルテクトの詳細はこちら

アスファルトシングルの詳細
強風で剥がれたアスファルトシングル

 釘と接着剤(セメント)で固定されているアスファルトシングルも軽い屋根材である。アスファルトを繊維に含浸させたものなので、曲面にそのまま貼り付けられるほどの柔軟性があり、はさみなどでも容易にカットできる。屋根材の中でも最も柔らかく軽いと言えるだろう。強風などで剥がれたり、飛散したりすることはあるが、前述のように柔軟性があり、軽い素材なので二次被害を出したという話を聞いたことがない。飛散した場合は軽い屋根材なので、どこまで飛んでいくか分からない。

アスファルトシングルの詳細はこちら
リッジウェイの詳細はこちら

棟板金規格
強風で剥がれた棟板金

 ガルバリウム鋼板を曲げて加工したもので、市販されているものは約182㎝の長さがある。実際の現場ではこれを切って加工して取り付ける。台風などの強風で最も被害が出る部分で、「屋根の上で剥がれかけており大きな音を立てる」、「屋根から落下してくる」、「飛散し、行方が分からなくなる」などのケースがある。「屋根の上で剥がれかけており大きな音を立てる」場合、屋根材を傷つけていることもある。もちろん、落下してくれば屋根材を傷つけたり、破壊することもあるが、瓦のような被害を及ぼすことは稀である。

棟板金交換の詳細はこちら

深刻な被害が出やすいのはやはり瓦だった

 瓦だけでなく、その他屋根材についても重さを見てきました。以下のグラフを御覧いただいてもおわかりの通り他の屋根材と比較しても瓦がだんぜん重いということがおわかりいただけると思います。

砕けた粘土瓦
 瓦以外の屋根材はやはり重量が軽い分だけ、落下したとしても被害は軽微です。しかし、落下すれば、瓦のように大きく破壊しないまでも、建物やものを傷つけます。ガラスなどを簡単に割ってしまう屋根材もありますし、人体に当たれば怪我をさせるものも多数存在します。



建物や人体に被害を出さなかったとしても、壊れた屋根材は産業廃棄物でしかありません。重大な被害になりにくいといっても、定期的な点検とメンテナンスは絶対に必要なのです。

各屋根材規格
瓦との重さ比較
屋根材の瓦との重さ比較

 粘土瓦、セメント瓦、モニエル瓦についてはそれぞれの形状や大きさが違うので本当に重いものかどうか、分かりませんよね。同じ大きさだった場合と仮定して計算すると、重さに大差が無いことが分かりました。しかし、やはり深刻な被害が出やすいのは粘土瓦です。重いうえに固定されている部分も少ないからです。
 時と場合によっては、強風で瓦が落下する、落下した衝撃でまた瓦が落下する、その瓦がものを破損させるといったドミノ倒しのような連鎖反応が起こってもおかしくないのです。こういった被害を防ぐには定期的な点検とメンテナンスをするしかありません。

瓦の落下による多重被害を防ぐには 定期的な点検とメンテナンスが とても重要
 また、釘で固定されているセメント瓦やモニエル瓦でもその釘が劣化していれば、粘土瓦と同様の被害が起こりえます。
 単位面積あたりで軽い屋根材であっても、実際に落下してくる時は1枚単位です。軽いといっても数kgのものが飛んでくるのですから、人体に当たれば大怪我、当たり所が悪ければ死に繋がる可能性も否定できません。やはりこちらもメンテナンスは欠かせないのです。
街の屋根やさんの無料点検について詳しくはこちら

重くて固い瓦だからこそ点検とメンテナンスで落下を防ぐ

瓦屋根点検の様子

 瓦屋根は初期費用は高いものの、メンテナンスの頻度がそれほどでもなく、トータル的にはお得な屋根と言われています。主なメンテナンスの対象となる漆喰の耐用年数は15~20年と言われていますが、そもそも瓦自体が固定されていないので強風ではずれかかったり、ずれてしまうこともあります。はずれかかったり、ずれてしまうと瓦と瓦の間に隙間ができてしまい、その周辺の瓦も動きやすくなります。

瓦のメリット・瓦屋根は初期費用は高いが メンテナンスの頻度が それほどでもなく、 トータル的にはお得

瓦のデメリット・そもそも瓦自体が 固定されていないので 強風ではずれかかったり ずれてしまうことがある

 メンテナンスの頻度はそれほどでもなくても、点検は定期的に行った方がいいということです。悪天候後も見ることが容易な範囲で構いませんので、点検してあげましょう。なお、ご自分で点検なさる際はカメラで撮影することをお薦めします。以前の状態と現在の状態が比較しやすくなるからです。

街の屋根やさんの無料点検について詳しくはこちら

瓦屋根のメンテナンス その1 漆喰詰め直し

漆喰のひび割れ

 瓦屋根でメインとなるメンテナンスです。ひび割れたりしている漆喰を取り除き、新しい漆喰を詰め直します。漆喰の劣化が比較的軽微な場合に行われます。 この状態の時にお手入れすれば、メンテナンス費も抑えられます。漆喰はのし瓦や棟瓦の固定を担っている大事な部分です。

漆喰の詰め直し

漆喰を取り除く

漆喰詰め直し
漆喰工事について詳しくはこちら

瓦屋根のメンテナンス その2 棟取り直し

棟の冠瓦や 熨斗(のし)瓦の 崩れ

 屋根の頂上部分や屋根の四隅(角)の瓦を解体し、しっかりと整列させて積みなおすメンテナンスです。棟に歪みが出ている場合に行います。冠瓦や熨斗(のし)瓦がズレたり、漆喰が剥がれてほとんどなくなってしまっていたりと重症な場合に行われます。

棟取り直しの様子
屋根の棟部分の瓦を解体

しっかり整列させ積みなおす

棟取り直しの詳細はこちら

葺き土の代わりになんばんを

 瓦屋根の棟周りや谷樋がある部分では瓦の取り付け角度などを調整するために土台として葺き土と呼ばれる土が使われていることがあります。普通の土を水で練ったものですから、乾燥とともに崩れてきて土台としての役割を果たさなくなってしまうことの多々、あります。この葺き土の代わりに漆喰の仲間であるなんばんを使えば、乾燥しても崩れることがなく、耐用年数も長くなります。

 従来の工法では棟の冠瓦(頂点の半丸の瓦)と熨斗瓦(冠瓦の下にある平たい瓦)は銅線などで括られて固定される大回し工法が用いられていました。これは漆喰と葺き土の固定力、瓦などの重量に頼った工法で、建物の躯体に固定されてるわけではないので強風や地震に耐えられないことも多かったのです。

ガイドライン工法による棟の取り直し

 ガイドライン工法では棟抑え金具などを野地板などに固定し、そこに取り付けた芯材にパッキン付ビスで棟の冠瓦を固定します。冠瓦が躯体に固定されるため、強風や地震でも倒壊しにくい棟となるのです。
強風や地震の影響を少なくするため、熨斗瓦の積み重ねを少なくしたり、ゼロにすることも可能です。こちらも棟抑え金具など野地板などに固定し、そこに取り付けた芯材にパッキン付ビスで棟の冠瓦を固定しますので、強風や地震などの影響を受けにくくなります。

棟抑え金具などを野地板などに固定

棟の下地になんばんを詰めていきます
ガイドライン工法3

 2000年5月に改正された建築基準法に基づいた屋根の工法。2000年5月以前の建築基準法では「屋根瓦は、軒及びケラバから2枚通りまでを1枚ごとに、銅線、鉄線、くぎ等で緊結し、又はこれと同等以上の効力を有する方法で、はがれ落ちないように葺くこと」とされていたが、2000年5月の改正では「屋根のふき材(中略)は風圧並びに地震その他の震動及び衝撃によって脱落しないようにしなければならない」に変更された。東日本大震災の震度7にも耐え、各地域の基準となる風速にも耐えうることをガイドラインとしたことからガイドライン工法と呼ばれるようになった。

東日本大震災の震度7にも耐え 各地域の基準となる風速にも 耐えることをガイドラインとした

台風などの強風による建物の被害、火災保険で直せます

 台風などの強風、大雪、雹、大雨による水害など自然災害によって建物が被害を受けた場合、ご加入している火災保険で復旧のための工事費用が賄えることをご存知でしょうか。瓦屋根の被災にも使用できるのです。保険が適用されるかは保険の種類や契約内容、約款によって異なります。まずは契約内容と約款をご確認ください。

台風などの強風、大雪、雹、大雨による水害など自然災害によって建物が被害を受けた場合保険でまかなえます
火災保険適用の詳細はこちら

覚えておきたい瓦屋根の各部の名称

 屋根の状態を業者に相談する時、屋根の部位の名前が分からなくて困ったことはないでしょうか。ここでは瓦屋根の各部位の名称を上げておきます。他の屋根材であっても、「瓦屋根では○○と呼ばれているところ」と言えば、話も通じやすくなるので安心です。

お住まいの各部位の詳細はこちら

 屋根の面と面が出会う部分を棟と言います。寄棟屋根では屋根の頂点にある部分を大棟、四隅にある部分を隅棟(下がり棟・降り棟)と呼びます。

棟

 屋根の頂点にある水平部分の名称。瓦屋根では冠瓦、または冠瓦と熨斗瓦で構成される。建物の一番高い所にある部分だけに強風や地震の影響を受けやすい。

大棟

 寄棟屋根や方形屋根に存在する四隅、角の部分のこと。勾配があり、下っていることから下がり棟や降り棟とも呼ばれる。仏閣などの建物で四隅以外に存在する勾配が付いた棟は下がり棟・降り棟と呼ばれる

隅棟

 屋根の大部分を占める棟から軒先までの勾配がついている部分のこと。

本体

 屋根と屋根の面が上方ではなく、下方で出会う部分こと。谷状になっているから谷と呼ばれ、ここに設けられる樋は谷樋と呼ばれる。折り紙のやまおり、たにおりをイメージしてくれれば分かりやすい。

谷
冠瓦

冠瓦(雁振瓦・がんぶりがわら)

 大棟や隅棟の最上部に取り付けられている半円型の瓦のこと。頭に被る冠のことをイメージしてもらえば分かりやすい。半円型ではなく、なだらかな角を持った冠瓦を衾瓦(ふすまがわら)と呼ぶこともある。

熨斗瓦

熨斗瓦(のしがわら)

 冠瓦の下に取り付けられるなだらかなアーチを持った平らな瓦。この熨斗瓦の積み重ねの数(段数)によって屋根の風格が決まるとされている。段数が多い方が上の風格とされているが、耐震性や強風の影響を受けやすくなる。

鬼瓦

鬼瓦

 棟の端に取り付けられる瓦のことで、魔除けのために鬼の形をしているものが多い。安全や無病息災などの祈願が込められたものも多く、火災を防ぐためか「水」と漢字が刻まれているものも存在する。

巴瓦

巴瓦

 棟の先端などに取り付けられる丸い瓦のこと。使われる部分によって名称が変化する。隅棟の先端に取り付けられることも多い


瓦屋根とそのメンテナンスまとめ

●強風や地震などで屋根材が落下してきた場合、被害を拡大してしまう可能性が高いのが屋根瓦です

●被害を拡大してしまう可能性が高い瓦にはセメント瓦やモニエル瓦も含まれます

●重くて硬い瓦だからこそメンテナンスで落下を防ぎましょう

●瓦の落下を防ぐ工法として瓦を躰体に固定するガイドライン工法がああります

●瓦屋根の各部位の名称を覚えておけば、業者ご相談するとき役立ちます