高槻市より雨漏り調査依頼 金属屋根の葺き方


「台風のあと1階・2階ともに雨漏れが酷く調査して下さい。」
との問合せを頂き即日訪問しました。

去年の台風21号は9月4日でしたが、その直後は何処も取り合ってもらえず諦めていたところ、弊社サイトを御覧になりダメ元で問合せたそうです。即日訪問すると感激して頂きました。
広い敷地に何回か増築した施主様宅でした。雨漏れの酷い瓦屋根2階建て部分では生活していないそうです。こちらは築80年経過していました。隣接する増築したカラーベスト屋根住居は雨漏れはしていませんが、築30年以上経過しているとの事でした。
施主様に調査報告いたしますと全屋根を葺き替え工事する事になりました。


今回は金属屋根の葺き方について説明していきます。
瓦屋根からスレート屋根へ葺き替え
JFE鋼板・立平葺き
横暖ルーフ
ニチハ・横暖ルーフ(横葺き)
スマートメタル
ケイミュー・スマートメタル(横葺き)
スーパーガルテクト
アイジー工業・スーパーガルテクト(横葺き)
金属屋根には主に2つの葺き方があります。
(上記製品については各社HPを参考にしてください。)
【立平葺き】
毎回(ルーフィング終了時が多い)各屋根の寸法を取り、ガルバリウム鋼板を現場に合わせて都度、成形加工してから持ち込みます。棟から軒先までの間に障害となるものが無くツルンとしていますので、雨が降っても屋根の上に溜まらずにスムーズに流れ、雨漏りがしにくくなります。その特性を活かして緩い勾配の屋根にも安心して施工可能となっています。金属板金の両端部を立ち上げ加工し、ビス等で野地板に固定して行きます。ビス止めした板金部分に次の板金を被せて施工します。屋根勾配の雨水が流れる方向に葺く方法です。仕上がりは縦のラインが強調されたものになりますが、個人的な意見ですが高級感はあまり出ません。(重厚感を求めるお客様は敬遠されます。)

【横葺き】
金属板を横向き(水平方向)に使用して葺いた屋根になります。各メーカーにより異なりますが横向き長さ1800㎜~3600㎜程度が一般的のようです。どんな建物にも合いやすく、殆どがメーカー製であるため唐草・ケラバ・壁際・棟・谷・捨て谷(水切り)などの、いわゆる役物が用意されている為、施工は”立平葺き”に比較すると容易になっています。
一般的な横葺きの場合は屋根材が重なる部分にどうしても段差ができてしまいます。そこで3.0寸勾配以上でないと施工できません。このことが欠点となります。それ以下の勾配の屋根に無理やり横葺きで屋根材を設置すれば、雨水が棟から軒先へスムーズに流れずに逆流し、雨漏りの原因となってしまいます。
横暖ルーフ
施主様宅は3~3.5寸勾配あったので横葺きのニチハ・横暖ルーフを選択されました。
製品が軽く1人で加工(切断・ビス止)が出来るため非常に速い施工が可能となっています。

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