野地板とは?

【台風25号に関する注意のお知らせ 10/20更新】
大型で強い台風25号は10月7日未明、日本海で温帯低気圧へと変わりました。温帯低気圧になっても、台風に匹敵するくらいの暴風が吹くおそれがあります。これから温帯低気圧が近付く北日本では引き続き、暴風や高波に警戒してください。
 毎週のようにやってくる台風で屋根に被害が出ている方・被害を受けているかもしれない方もおられると思います。どんなに建物がご心配でも屋根にはのぼらず、街の屋根やさんの無料点検をご利用ください。可能な限りの応急処置もその場でいたします。
 現在、台風21号、台風24号の被害により、多くのご相談とお問合せをいただいており、順番に対応しております。皆さまにはご理解を賜りますようお願い申し上げます。

構造用合板

野地板とは屋根のどこに使われているかわかりますか?

野地板は屋根の下地材のことで、野地板の上に防水シート、その上に瓦やスレートを葺きます。


「野」という字は見えないところに用いるという意味で、

屋根材の瓦などの下に入っていて、屋根の上からは見ることがないことから

「野」地板という字が使われています。


●杉板の野地板


30年前までは杉の木を板状にした杉板を使用した野地板が大半でした。

昔は瓦が均一ではなかったことから、瓦のしたに雨水が侵入しやすく、

また、現在ように防水シートの施工技術もなかったため、

乾燥しやすい杉板を野地板に使用するのが主流でした。

しかし、現在では施工方法も変わっており、ほとんど杉板は使用されません。

築30年以上のお家であれば、屋根の葺き替えなどのタイミングで

野地板が杉板であるかを確認していただき、

もし野地板が杉板であれば、合板への変更も視野に入れられることをおすすめします。



●野地合板

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野地板の材質に合板(薄い木板の繊維方向を交互に直交させて何枚かプレスして張り合わせた板)

が使用されているものを、野地合板といいます。

現在ではほとんどが野地合板を使用しているため、

「野地板=野地合板」と考えていいでしょう。

杉板の場合は杉の木の幅より大きな野地板はなかったため、

隙間から雨水が入り込んでしまっていましたが、

合板の場合は、複数の木板を貼り合わせているため、

大きな木の板で野地板を作成でき、隙間からの雨漏りの危険も少なく、

施工する時の作業効率もアップしました。



耐火野地合板とは、野地合板の中でも30分以上の火災に耐えられるなどの耐火規制をクリアした、野地合板のこと。

準防火地域、防火地域、屋根不燃区域にお住まいの場合は、この野地合板の施工が義務付けられています。

耐火野地合板は2種類に分けられます。


●木毛セメント板

木毛(木材をリボン状に削り取ったもの)にセメントを混ぜて、板状に圧縮成型した準不燃材。

軽量で断熱性や吸音性にも優れていて、加工しやすいのが特長です。

密度によって「普通木毛セメント板」と「硬質木毛セメント板」に分けられます。


●木片セメント板

木毛よりも比較的短い木片とセメントを練り合わせ、板状に圧縮成型した準不燃材。

木毛セメント板と同じく、断熱性や吸音性に優れていて、加工しやすいのが特長です。

密度によって「普通木毛セメント板」と「硬質木毛セメント板」に分けられます。