耐震対策。地震と屋根の重さとの関係は?

【台風25号に関する注意のお知らせ 10/20更新】
大型で強い台風25号は10月7日未明、日本海で温帯低気圧へと変わりました。温帯低気圧になっても、台風に匹敵するくらいの暴風が吹くおそれがあります。これから温帯低気圧が近付く北日本では引き続き、暴風や高波に警戒してください。
 毎週のようにやってくる台風で屋根に被害が出ている方・被害を受けているかもしれない方もおられると思います。どんなに建物がご心配でも屋根にはのぼらず、街の屋根やさんの無料点検をご利用ください。可能な限りの応急処置もその場でいたします。
 現在、台風21号、台風24号の被害により、多くのご相談とお問合せをいただいており、順番に対応しております。皆さまにはご理解を賜りますようお願い申し上げます。

瓦屋根

日本は地震の多い国であり、最近では大きい地震も多いため、

家の耐震を考えられる方も増えていると思います。

屋根の耐震でまず言われるのが、屋根の重さです。

屋根の耐震をお考えの場合はまず屋根を軽くすることをおすすめしています。

屋根が重たいと重心が高くなり、家のふり幅が大きくなることで、

遠心力で普段の重さの更に数倍以上の力加わり、家屋の倒壊につながるとされています。

屋根を軽くして、重心を低くすることで、減震につながり家の倒壊を防ぎます。


そのために現在では瓦屋根から軽いスレート屋根やガルバリウム鋼板の屋根への葺き替え工事をされる方が増えています。


古くから日本の家屋で使用されている瓦は、今でも美しく、風情がある屋根材です。

また漆喰などのメンテナンスは必要なものの、瓦自体は50年以上の耐久性があります。

瓦は高級で最初は寺院やお城で使用されていましたが、

一般家庭で瓦屋根が使用されるようになったのは江戸時代の末期頃と言われています。

なぜ地震の多い日本で、重たい瓦屋根が普及していったのかは江戸時代の背景にあります。

江戸時代では「火事と喧嘩は江戸の華」と言われるほど、火事が多かったのです。

その為、江戸時代では耐震よりも耐火性がある瓦屋根が普及したとみられます。

そんな古い時代から使用されている瓦屋根ですので、

一概に瓦屋根の家が倒壊している理由としては屋根の重さだけとは言えません。

瓦屋根=築年数が古い家なケースも多いでしょう。

そうなると、構造躯体に問題がある場合も考えられます。

屋根を軽くしたから必ず倒壊しないということではないのです。

しかし家全体をリフォームしようとするとかなりの費用がかかる為、それも難しいのが現状でしょう。

そういった場合に屋根だけでも軽くしようとお考えの場合は屋根の葺き替えをおすすめします。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板の金属屋根は瓦屋根の10分の1の重さで、

耐震性に優れています。

瓦の場合は地震の際、倒壊の他にも

重たい瓦が屋根から降ってくるという危険性もあります。

瓦屋根が一枚一枚屋根に積まれてるのに対して、

ガルバリウム鋼板の場合は落下する危険性もありません。

しかし、ガルバリウム屋根の場合のデメリットなどももちろんあるため、

屋根材それぞれのメリットデメリットを理解したうえで

ご自身が一番重要と思われる部分を重視することが大事でしょう。