屋根の歴史と屋根の役割

【台風21号、台風24号で被災された方へ10/25更新】
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台風で屋根に被害を受けた方・受けたかもしれない方、どんなに建物がご心配でも屋根にはのぼるのは危険です。街の屋根やさんの無料点検をご利用ください。可能な限りの応急処置もその場でいたします。

竪穴式住居

「屋根」という漢字の由来ってみなさん分かりますか?

「屋」は家や住まいを意味する漢字なので分かりますが、「根」がなぜ使われているのか・・・

改めて考えてみると不思議ですよね。

屋根は「根っこ」というよりは家の上にあるものですよね?

根が使われている由来は、昔の家にありました。


古代の家は竪穴式住居というもので、実は壁がない全部が屋根で出来た家なんですよね!

その屋根部分は地面に接触している形となるため、

家を意味する「屋」に、全体を支えているという意味の「根」が付き、

「屋根」という漢字になったようです。

他にも屋根の漢字の由来にはいろんな理由があるようですが、

この説明で私はなるほどなーっと思いました!


改めて屋根の歴史を考えてみるとおもしろいなと思い、

今回は日本の屋根の歴史についてご紹介します。


雨や雪、強風や太陽による日差しや紫外線、気温の変化などから

私たちや家の中のもの、壁などを守るのが屋根の役割です。

屋根がなければ、家の中に雨が直接振り込んでしまったりということになりますよね。

またその形も様々で、その土地の風土によって、雪につよい形や風に強い形など様々な屋根が存在するのです。


屋根を作ることにより、外敵から家の中を守り、また倉庫にして穀物を保存するのに使用したりということは

縄文時代から始まっているということになります。


縄文時代の竪穴式住居は、日本ではまだ稲作が無かったことから藁葺ではなく草葺の屋根でした。

稲作が始まった頃から藁葺の屋根となり、高床式住居は藁葺屋根でした。


日本に朝鮮半島から瓦が伝わってきたのが西暦588年だと言われています。

湯治の権力者である蘇我馬子が初めて仏教寺院(飛鳥寺)を建てて、飛鳥寺には瓦が使用されていたとされています。

それが日本最古の瓦だと言われています。

瓦は寺院の建立とともに発展する一方で、日本古来の神社では瓦ではなく、萱(茅)葺きであったようです。


茅は、アシ・ススキ・チガヤなどの細長い繊維を持つ植物の総称で、地域によっては稲藁(いなわら)や麦藁も使用されていました。

茅の耐用年数が30年程度であったため、都度葺き替えが必要となります。

よって、現在に昔のままの茅葺き屋根は存在していませんが、

耐用年数が長い瓦は、現在でも残っているものがあります。