ラバーロック工法=悪徳業者?ラバーロック工法の正しい知識

【台風21号、台風24号で被災された方へ10/25更新】
台風21号、台風24号の被害に遭われた皆さまにお見舞いを申し上げます。現在でも台風21号、台風24号の被害により、多くのご相談とお問合せをいただいており、順治対応しております。皆さまにはご理解を賜りますようお願い申し上げます。
台風で屋根に被害を受けた方・受けたかもしれない方、どんなに建物がご心配でも屋根にはのぼるのは危険です。街の屋根やさんの無料点検をご利用ください。可能な限りの応急処置もその場でいたします。

瓦差し替え

ラバーロック工法とは、瓦と瓦の接合部分をシーリングやコーキング剤などの接着剤でくっつけることで

地震や台風などによる瓦のズレを防ぐ方法です。

また瓦は経年劣化により、歪みが生じる為その歪みによりできた隙間などからの雨漏りを防ぐ為に

瓦同士の隙間を埋めます。


瓦と瓦を接着する事で台風や地震などによる瓦のズレを防げますが、

ラバーロック工法にはデメリットもあります。


本来瓦の構造は屋根の通気をよくするために隙間があいています。

その隙間を埋めてしまうことによって、瓦の下の通気が悪くなり、

瓦下には湿気がたまり、その下の防水シートや野地板を腐食させる原因となります。


また最初はコーキング部分は綺麗な乳白色をしていますが、時間の経過とともにホコリや砂が付着する事で

黒くなってしまい、外観が悪くなってしまいます。

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正しいラバーロック工法施工場所。

雨水が流れない左側の山部分に施工する。

これなら、瓦を固定しながら、瓦下の換気も確保できます。
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正しいラバーロック工法施工場所。L型工法。

左側と左側の山部分を固定する施工方法。


棟瓦部分の正しいラバーロック工法

のし瓦の交互に積んであるT字の部分のみコーキングする。



ラバーロック工法は、瓦の耐久性もなくなり、葺き替えや建て替えを考えたいけど、

今は予算に余裕がない場合など、一時的な対応として施工することが多いでしょう。

瓦の耐久年数は50年以上とも言われ長持ちです。

もしそこまでの年数もたっておらず、建て替えや葺き替えしないといけないほど瓦が劣化している。

でもラバーロック工法をすれば大丈夫というような業者がいれば、

それは悪徳業者の可能性が高いかもしれません。

瓦がまだ全然葺き替えも必要がない状態なのに、地震に強いことを誘い文句に

ラバーロック工法を無理矢理進めてくる悪徳業者が後をたちません。

もしも突然ラバーロック工法しましょうと持ちかけられたら、

本当に家の屋根が工事が必要な状態であるのか疑いましょう。

そしてその業者が信用できなければ、信頼できる業者への点検をお願いしてみましょう。


また正しいラバーロック工法を行わない悪徳業者も存在しているようで、

瓦の上下左右すべてをコーキングしてしまうというもの・・・

写真のように正しい施工方法をすれば、多少隙間はうまってしまうものの、

必要な屋根内の通気状態は保たれるでしょう。

しかし、上下左右全てをコーキング剤で埋めてしまうと、

屋根内の湿気が出ていく場所をなくし、湿気が溜まった状態となると

野地板や防水シートなどの腐食の原因となり、

雨漏りが起きてしまいます。

また、野地板や防水シート、更には屋根を支えている木材までもを腐食させてしまうと

葺き替えどころではない、大規模な工事に繋がりかねません。