アクリル樹脂塗料が使われなくなった理由

【台風25号に関する注意のお知らせ 10/20更新】
大型で強い台風25号は10月7日未明、日本海で温帯低気圧へと変わりました。温帯低気圧になっても、台風に匹敵するくらいの暴風が吹くおそれがあります。これから温帯低気圧が近付く北日本では引き続き、暴風や高波に警戒してください。
 毎週のようにやってくる台風で屋根に被害が出ている方・被害を受けているかもしれない方もおられると思います。どんなに建物がご心配でも屋根にはのぼらず、街の屋根やさんの無料点検をご利用ください。可能な限りの応急処置もその場でいたします。
 現在、台風21号、台風24号の被害により、多くのご相談とお問合せをいただいており、順番に対応しております。皆さまにはご理解を賜りますようお願い申し上げます。

アクリル塗装の剥がれ

写真はアクリル樹脂塗料がはがれてきている様子です。

アクリル樹脂塗料は20年以上前に開発された塗料で、

15年前はシリコン塗料が主流でなかったりウレタン塗料が高価であることから

アクリル樹脂塗料はよく使用されていた塗料でした。

しかし現在では塗料の発展も進み、シリコンやウレタンの価格もかなり下がってきたため

外壁の塗替えリフォームではあまり使用されなくなってきました。

しかし、新築の外壁であれば使用されることもあります。


その理由やアクリル樹脂塗料の特徴をご紹介します。


●メリット

アクリル系塗料の最大のメリットは、価格が安いことです。
外壁の色を度々変更されたいと考えている方や、
一時的にデザインの変更をされたい方などには安価であるのでおすすめです。
また施工性がよく、重ね塗りもでき、とても発色がいいのも特徴です。
鮮やかな色にしたい場合などはその部分だけアクリル系塗料にすることもあります。
透湿性が高いため、湿度が滞留しやすい軒天井などに使用する場合もあります。


●デメリット

アクリル樹脂塗料は耐用年数がとても短いです。
現在ではウレタン塗料が7~10年、シリコン塗料が10~15年耐久性があるのに対し、
アクリル樹脂塗料は5~8年という短さです。
いくら塗料が安価とはいえ、塗装するには作業費用や足場の費用などがかかり、
工事全体の価格を考えると、さほど安価になるわけではないため
使用されることが減ってきたと考えられます。
塗膜にクラック(ひび割れ)ができやすいというデメリットもあります。


新築の場合、モルタル壁はしばらくの間伸縮するため、クラックが生じやすくなります。

このため、塗替え時期を見越して業者がアクリル塗料を使用する場合があります。

その場合は塗替え費などの費用面を十分に考慮した上で決められることをおすすめします。

また、耐久性が求められる屋根の塗装には、アクリル塗料は不向きであり、

屋根用のアクリル塗料は大手メーカーからも販売されていませんので

まず、使用することはありません。

もしも屋根塗装でアクリル塗料をすすめるような業者であれば悪徳業者である場合があります。