
大東市|立派な和建築の劣化した銅製谷板金と漆喰まわり
まるで昔の武家屋敷のような立派な瓦屋根の大東市の和建築のお家が今回ご紹介する現場です。
その外観は凝った形状の瓦屋根がいぶし銀に光っており、とても重厚な風格が漂っていました。

屋根の現状はどうなっているのでしょうか?



大変凝った造りの瓦屋根に上らせていただき、早速調査いたしました。
経年による汚れ等は見られるものの、大きく歪みが見られたり欠けや割れなどの瓦の破損は見られません。
ただところどころ漆喰の剥がれや雑草が生えてしまっているところなどが見つかりました。



こちらの現場の谷板金は銅製の素材のものでした。
昔はスタンダードだった銅製の谷板金はおおよそ20年で劣化が見られ、石が飛んでくるなどの突発的な事故がなくても20年を過ぎると経年による劣化で穴が空いてしまったりするのです。
流れる雨水が多かったりすると、本来緑青という錆でおおわれて守られている銅がむき出しの状態となり、そこから穴が空くなどの劣化が始まってしまうのです。
こちらの銅製の谷板金も劣化が見られました。
谷板金自体もですが、サイドに詰めてある漆喰の剥がれや苔、雑草などの不具合も見られました。



さてこちらは漆喰まわりです。
本来真っ白であるはずの漆喰が、経年により黒ずみが見られ一部剥がれなどもありました。
美観的に悪い、という問題もありますが、この漆喰の剥がれた部分から雨水が浸水し雨漏りの原因となることが多いのです。
そして漆喰が剥がれるなどの劣化によって、漆喰で留められていた瓦にズレが生じることによる問題も発生してくるのです。
さて次回は谷板金の交換と、漆喰詰め直し作業の様子をご覧いただきたいと思います!
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箕面市|漆喰詰め直しと谷板金交換工事の施工事例です


- 築年数
- 約30年
- 建坪
- 谷板金:5.1m 漆喰:40m
- 保証
- 1年間
- 工事費用
- 550,000円
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