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此花区。屋根の現場調査。冠瓦が割れて落下してきたようです。


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大阪市此花区、H様から問合せがありました。

問合せの内容はお寺の瓦屋根から瓦が落ちてきたということでした。

電話でお話しして理解はできましたが、実際はどのように落ちて、

現状瓦がなぜ割れたのか、一刻も早く、現場で調査をさせて頂く必要がありました。

屋根の専門である我々は様々な家の屋根の状態を調査しているので、

わからないことはありません。

瓦がなぜ割れたのかは見てみないとわからないですが、

そのまま割れた状態では屋根がどうなるのかを知らせる必要があります。

本日、朝9:30に現場に行き、屋根の上に上がり調査させて頂きました。
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実際、瓦が割れている場所の確認をしました。
屋根の形状は寄棟で本棟から四方に隅棟があります。
瓦が割れている場所は隅棟の冠瓦という場所です。

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冠瓦が大きく割れています。
この瓦はいぶし瓦と言ってお寺や戸建てなどにも多く
使用されている瓦です。
瓦はまだまだ丈夫で劣化している訳でもありませんでした。
瓦が劣化によって割れたものではないことは確かです。
何か飛散物が瓦に当たって割れた可能性が高いと思われます。
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冠瓦が割れることによって棟の下地が見えています。
土葺き工法と言って、棟や地瓦の下地に土を使用しています。
棟の土が見えるのは実はこの状態は雨漏りに繋がる可能性が
非常に高くなります。
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土葺きの屋根の構造とは野地板があり、その上に防水紙(昔では
杉皮を敷くトントン葺きが多い)を張ります。
その後に土を瓦の下地をして詰めます。そして瓦を軒先から棟
にかけて葺いていきます。この棟の土が見える状態は中の土を
濡らすことになりますので、棟が崩れたり、雨漏りの原因にも
なります。
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瓦の差替えをできるだけ早くすることが望ましいですが、
あいにくこの冠瓦は珍しい形をした瓦です。
また見積りや工事着工など考えるとどうしても今日中に
差し替えるというのは困難です。
もしこの状態で雨が降ってしまうと大変です。
そこで簡易的ではありますが、防水テープを貼り穴を塞がせて
頂きました。これで雨が降っても短期間であれば大丈夫です。
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雨漏りの原因は様々ですが、棟からの浸入で雨漏りする家は
実は多く被害にあげられます。
ちょっとしたことって思うかもしてませんが、昔の家は
瓦で雨の浸入を防ぐと言っても過言ではありません。
瓦がすべてですので、瓦に割れは致命的です。
この状態で簡易的ではありますが、補修していれば雨の浸入は
ないでしょう。

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