鶴見区。築50年アパート、共用廊下と各部屋から雨漏り。

【台風21号で被災された方の安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます】
  台風21号が西日本に甚大な被害を与え日本列島を通過しました。
関西地方を中心に各地で記録的な暴風による停電被害、事故、交通の乱れ、住まいの破壊など大きな混乱が生じ、現在でもその爪痕が残った状態となっております。台風による被害を受けた方、受けたかも知れない方は街の屋根やさんにご相談ください。点検はもちろん可能な限り応急処置にもその場で対応いたします。
現在大変多くのお客様よりお問合せを頂いており、順番に対応をさせていたただいております。
皆さまにはご理解を賜りますようお願い申し上げます。

本日、鶴見区にあるとあるアパートの現場調査に行きました。
問合せの内容は2階建てアパートの2階部分の雨漏り。
雨漏り2階部分の屋根の広範囲に渡り及んでいるそうです。
屋根は瓦屋根で至る部屋から雨漏りしているとのことですので、原因は
屋根にありそうです。
本日は10時にお約束していましたので、しかしお昼からの天気は雨天との予報です。
現場調査では実際に屋根に上り雨漏りの原因を確認します。
雨が降ってきては調査が出来ないので、できるだけ早く屋根に上って調査したいところです。
しかし、アパートの屋根ということもありかなり大きな屋根ということが想像できます。



棟積み替え工事
現場に着くと雨漏りしている箇所の確認から入りました。
雨漏りは2階部分の廊下や各部屋に及びました。
この写真は室内の共用廊下です。
天井にはべニアが張られていて、雨水の浸入で天井板が
少し撓んでいました。
棟積み替え工事
雨漏りは各部屋の天井板にも見られ、天井に少し雨染みがありました。ここは誰も住まれていない場所ではありますが、
住まれている部屋でも同じような雨染みがあるとのことです。
棟積み替え工事
さっそく、建物の横からハシゴを架けて大屋根に上りました。築50年ということもあり、各所で瓦の差替えが見られ
幾度か過去にも雨漏りしていたことが考えられました。
瓦の差替えで多いのが、やはり割れているや欠けているなどが挙げられます。かなりの枚数が割れていたようです。
棟積み替え工事
ここは本棟という場所で屋根の一番高い部分になります。
この下は丁度、共用廊下部分になります。
共用廊下部分の雨漏りは棟か棟廻りにありそうです。
この棟は以前に積み替えていることが分かります。
以前にも雨漏りしていたことを意味します。
棟積み替え工事
問題は積み替えている棟のどこから雨水が浸入しているのでしょうか。実は棟を積む前の丁度棟にあたる瓦に問題がありそうです。
この部分は軒先から積まれる瓦との取り合い部分になるので
最後は一枚の瓦ではなく半端な瓦になる部分なので瓦をカットして納めることが多くなります。
棟積み替え工事
瓦は有効で25センチほどあります。
この幅は軒先から変わることはありませんが、
棟から軒先までの長さは建物の屋根によって変わってきます。
棟にかかる瓦を最後にカットして合わせていきます。

棟積み替え工事
しかし、この棟では隙間が大きすぎるとうことが想像できます。カットした半端な瓦が棟に見られないのです。
一枚の瓦で終わっているということは頂点にくる瓦と瓦の間に隙間が開きすぎている可能性があります。
棟積み替え工事
片側の屋根だけならまだ隙間が詰められている可能性がありますが、この屋根では両側にその最後瓦(おいあて瓦)が見られませんでした。つまり棟にかかる瓦に隙間が大きく開いていることが考えられます。
廊下の雨漏りはこの棟の施工の仕方に問題がある可能性があります。
熨斗瓦は一枚、一枚の積み上げから棟が造られますので、のし瓦とのし瓦にも
隙間が生まれますが通常なら漏ることがありません。
棟の造りに問題があれば雨水が棟からの浸入することがあります。
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瓦と瓦がかかる隙間にも雨水が浸入することがあります。
吹き降りなどはこの隙間に雨水が浸入して雨漏りに繋がります。
棟積み替え工事
多少の隙間では瓦にも多少の立上りがあるので雨水は入らないですが、大きく開くと雨水が浸入します。
このような隙間が所々で見られました。

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