鶴見区。築50年アパート、共用廊下と各部屋から雨漏り。
問合せの内容は2階建てアパートの2階部分の雨漏り。
雨漏り2階部分の屋根の広範囲に渡り及んでいるそうです。
屋根は瓦屋根で至る部屋から雨漏りしているとのことですので、原因は
屋根にありそうです。
本日は10時にお約束していましたので、しかしお昼からの天気は雨天との予報です。
現場調査では実際に屋根に上り雨漏りの原因を確認します。
雨が降ってきては調査が出来ないので、できるだけ早く屋根に上って調査したいところです。
しかし、アパートの屋根ということもありかなり大きな屋根ということが想像できます。

雨漏りは2階部分の廊下や各部屋に及びました。
この写真は室内の共用廊下です。
天井にはべニアが張られていて、雨水の浸入で天井板が
少し撓んでいました。

住まれている部屋でも同じような雨染みがあるとのことです。

幾度か過去にも雨漏りしていたことが考えられました。
瓦の差替えで多いのが、やはり割れているや欠けているなどが挙げられます。かなりの枚数が割れていたようです。

この下は丁度、共用廊下部分になります。
共用廊下部分の雨漏りは棟か棟廻りにありそうです。
この棟は以前に積み替えていることが分かります。
以前にも雨漏りしていたことを意味します。

この部分は軒先から積まれる瓦との取り合い部分になるので
最後は一枚の瓦ではなく半端な瓦になる部分なので瓦をカットして納めることが多くなります。

この幅は軒先から変わることはありませんが、
棟から軒先までの長さは建物の屋根によって変わってきます。
棟にかかる瓦を最後にカットして合わせていきます。

一枚の瓦で終わっているということは頂点にくる瓦と瓦の間に隙間が開きすぎている可能性があります。

熨斗瓦は一枚、一枚の積み上げから棟が造られますので、のし瓦とのし瓦にも
隙間が生まれますが通常なら漏ることがありません。
棟の造りに問題があれば雨水が棟からの浸入することがあります。

吹き降りなどはこの隙間に雨水が浸入して雨漏りに繋がります。

このような隙間が所々で見られました。
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