屋根の鼻隠しってどこか分かりますか?破風とけらばの違いは?

【台風21号、台風24号で被災された方へ10/25更新】
台風21号、台風24号の被害に遭われた皆さまにお見舞いを申し上げます。現在でも台風21号、台風24号の被害により、多くのご相談とお問合せをいただいており、順治対応しております。皆さまにはご理解を賜りますようお願い申し上げます。
台風で屋根に被害を受けた方・受けたかもしれない方、どんなに建物がご心配でも屋根にはのぼるのは危険です。街の屋根やさんの無料点検をご利用ください。可能な限りの応急処置もその場でいたします。

鼻隠しって言われて屋根のどの部分かわかりますか?

屋根修理の際、説明を受ける時や説明をする時、専門的な屋根の用語って覚えておくと話がスムーズに進みますよね。
また、その部分ってどこなの?っていう不安も解消されます。

今回は鼻隠しについてご紹介します。
鼻隠し

鼻隠し、破風板(破風)とけらばは似たような場所にあり、区別がつきにくい人も多いと思います。

屋根の先端部分で、樋がつく方の軒先の先端に設置する、横板状の部材を鼻隠しといい、樋がつかない方の先端の板を破風板(破風)といいます。

鼻隠しと破風は材料の名前ですが、ケラバは場所の名前となり、樋がない部分の破風と壁までの幅の屋根部分をケラバといいます。

鼻隠しの役割

鼻隠しの役割はいくつかあります。

①屋根の下にある垂木の切り口を隠す為に取り付けられています。

垂木の先端を建築用語で「鼻先」と読んでいる事から「鼻隠し」と呼ばれているようです。

②鼻隠しは、雨樋の支持金具を取り付ける場所でもあり、雨樋の下地材の役目も果たしています。

③雨水が屋根の内部にしみこむのを防ぎ、垂木や野地板の切り口が雨水により腐食するのを防いでくれています。

④鼻隠しは屋根の耐風性も高めてくれています。

垂木の間の空間に風が吹き込んでしまうと、屋根に浮く力が加わってしまい、屋根自体は浮力に対して弱い構造となるため、台風などの時には被害を受ける可能性が高くなってしまいます。

雨樋の下地としての役割以外では、雨樋がついていない側の破風もほぼ同じ役割と言えます。

※ 鼻隠し、破風板の塗装の施工事例

木製
一番安価。
紫外線の影響を受けやすいため、塗装などのメンテナンスが必要。
モルタル
昔の外壁はモルタルが多かった為、鼻隠しもモルタル製のものが多かったですが、
現在ではモルタルの外壁が少なくなっているため、
鼻隠しもモルタルのものは少なくなっています。
ガルバリウム鋼板
木製の上から更にガルバリウム板金をかぶせたもの。
30年以上メンテナンスが不要で手間がいりません。
窯業系
セラミックスやセメントなどの複合材。
耐久性や化粧性、耐火性が高い。