鬼の形ではないが、鬼瓦と呼ばれる理由は??豊中市北条町

【台風25号に関する注意のお知らせ 10/20更新】
大型で強い台風25号は10月7日未明、日本海で温帯低気圧へと変わりました。温帯低気圧になっても、台風に匹敵するくらいの暴風が吹くおそれがあります。これから温帯低気圧が近付く北日本では引き続き、暴風や高波に警戒してください。
 毎週のようにやってくる台風で屋根に被害が出ている方・被害を受けているかもしれない方もおられると思います。どんなに建物がご心配でも屋根にはのぼらず、街の屋根やさんの無料点検をご利用ください。可能な限りの応急処置もその場でいたします。
 現在、台風21号、台風24号の被害により、多くのご相談とお問合せをいただいており、順番に対応しております。皆さまにはご理解を賜りますようお願い申し上げます。

鬼瓦
豊中市北条町の屋根の鬼瓦まわりです。

鬼瓦まわりには巴瓦、冠瓦、ケラバ瓦、のし瓦、平瓦など様々な瓦が使用されています。
鬼瓦の役割は棟の両端から雨水の浸入を防ぐ役目があります。


鬼瓦のそもそもの役割は主に魔除け、厄除けです。
鬼瓦には鬼を味方につけておけば、その形相で厄を払ってくれるという意味があります。
そして、大切な家族を守るために屋根に鬼瓦をつけていたわけです。


江戸時代には一般の民衆にも鬼瓦を設置されるようになりました。

しかし、恐ろしい鬼瓦の形相で近隣を威嚇しているようにも見える為、印象も良くないので
次第に敬遠されるようになってきました。


それ以降は鬼の代わりに家族円満のため、七福人のデザインにしたり、火災防止のために水という
文字を入れたりと鬼の形相ではない鬼瓦を使られるようになりました。






鬼瓦の12種類


古代鬼瓦鬼面・・・厚みが薄く鬼面と違い角がなくて牙の形も違います。顔も張り出していないのが特徴です。
           奈良時代前に製造された鬼面です。


いざり鬼面・・・落ち棟部分の陸棟に使用される鬼瓦です。片方の足が屋根勾配に合わせて切られています。



影盛鬼瓦・・・鬼瓦の後ろ部分が二重になっていて元は漆喰を塗り盛り上げた形状です。
        種類も豊富にあり、屋根形状や好みに合わせることができます。



蔓若葉鬼瓦・・・蔓の模様が施された若葉鬼瓦です。昔からありシンプルな屋根によく合います。



覆輪鬼瓦・・・覆輪形の鬼瓦で全体的に角があり、丸張と比較しても違いがよくわかります。
        一般的に多く使用されています。



若葉鬼瓦・・・模様も様々で若葉模様で施されています。



京覆輪鬼瓦・・・京都西山、南部の住宅で使用されています。雲と狼の形に特徴があります。



かぶら鬼瓦・・・京都の蔵などに使用される鬼瓦で、外見は覆輪鬼瓦に似ていますが、
         足の部分が丸くなっていて谷立ち納めになります。



鬼面鬼瓦・・・鬼の顔をした鬼瓦でお寺などにも使用されています。表情も様々で時代や地域によっても変わります。



御所型鬼瓦・・・足元が荒目流しで造られています。社寺などで使用されています。



経ノ巻鬼瓦・・・鬼瓦上部分についている筒型がお経の巻物に似ているのが特徴で、
         社寺などでよく使用されています。



鬢付鬼瓦(びんつきおにがわら)・・・鬼瓦頭部の両端が張り出している形状です。
                      雪国や海岸沿いに使用されています。