雨樋の材質と塗装について

【台風25号に関する注意のお知らせ 10/20更新】
大型で強い台風25号は10月7日未明、日本海で温帯低気圧へと変わりました。温帯低気圧になっても、台風に匹敵するくらいの暴風が吹くおそれがあります。これから温帯低気圧が近付く北日本では引き続き、暴風や高波に警戒してください。
 毎週のようにやってくる台風で屋根に被害が出ている方・被害を受けているかもしれない方もおられると思います。どんなに建物がご心配でも屋根にはのぼらず、街の屋根やさんの無料点検をご利用ください。可能な限りの応急処置もその場でいたします。
 現在、台風21号、台風24号の被害により、多くのご相談とお問合せをいただいており、順番に対応しております。皆さまにはご理解を賜りますようお願い申し上げます。

新しい雨樋

雨樋とは、屋根を流れた雨を下水や地上に導くための筒状の設備のことです。

雨水が直接屋根から外壁を流れていってしまうと、外壁の劣化や腐食にも繋がる為

雨樋は外壁を雨から守る役割もあります。


また、地面に直接落ちる事で、地面に溝を作ってしまうことがあり、

建物の基礎をダメにしてしまうこともあるため、

雨樋は建物全体の不具合を防ぐ為に重要な役割と言えます。


雨樋の種類と形についての記事はこちら

雨樋の劣化や破損などのトラブルとその原因



雨樋に使用される材質の種類も様々なものがあります。

今回は雨樋の素材別の種類についてご紹介します。

塩化ビニール
一番広く使われている雨樋の材質。
太陽光に弱く、変色や劣化で破損しやすいのがデメリットですが、
軽くて組立が簡単で、安価な為、一番普及されています。
最近では耐久性も良くなってきていますが、十年前後でヒビ割れが発生する可能性があります。
合成樹脂
見た目はあまり塩化ビニールと変わりませんが、
樹脂表面に紫外線による劣化を防ぐために処理がされており、
塩化ビニールよりも紫外線に対して耐久性があります。
価格は塩化ビニールより高めです。
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板は屋根材としても人気で、近年脚光をあびている金属素材です。
金属製の雨樋の中では、比較的安価で一番普及されています。
錆に強く耐久性があり、加工もしやすいため、
塩化ビニールよりもデザインに優れているものが多いです。
銅は酸化されると深みのある緑青色に変色します。
耐久性は高いのですが、最近では酸性雨の影響で
15~20年ほどで、雨樋に小さな穴があいてしまうというケースがあります。
価格も高額な為、あまり一般家庭では使用されず、
銅製は風格から純和風な住宅に合います。
アルミ
アルミは雨水で錆びないのが最大の特徴です。
161メートルまで長さを調整できることから、つなぎ目がありません。
塩化ビニールと比べ、太陽光による膨張も約三分の一で抑えられ、
たわみやそりも発生しにくくなっています。
しかし、価格も高くあまり使用されることが少なく、ほとんど取扱いがないのがデメリットです。
ステンレス
アルミと同様に錆びないので耐久性が高いのが特徴です。
内側から雨樋を繋げることで、継ぎ目も目立ちにくい。
耐久年数が高く、メンテナンスもあまり必要ないため
ビルの雨樋などで使用されています。
アルミよりは安価ですが、価格は高めとなります。

屋根や外壁のように雨樋を塗装することもありますが、

屋根や外壁の塗装では耐久性や防水性を高めたりする効果がありますが、

雨樋の場合は、もともと強固な素材で作られているため、塗装が必要ないように耐久性が高く作られています。

そのため、雨樋に塗装をするとすれば、見た目の美しさのためだけです。


雨樋ももちろん不具合がなくても、いつまでもピカピカな状態を保てるわけではありません。

経年劣化により、見た目が古くなってしまうのを塗装で見えないようにすることが目的です。

もし雨樋に不具合がある場合は、塗装でどうにかするのではなく、

雨樋の交換をおすすめします。

雨樋全部を交換するのではなく、部分的に交換することもできます。