瓦屋根の棟部分の名称と役割

【台風21号、台風24号で被災された方へ10/25更新】
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屋根の一番上の部分を「大棟」と呼びます。

大棟は一番目につきやすい部分であり、瓦屋根では屋根の象徴とも言われるほど日本特有の施工で、日本の住宅らしさを表しています。

今回は瓦屋根の大棟部分の各名称と役割をご紹介致します。
冠(かんむり)瓦

棟の最上部に雨仕舞の為に載せられている、丸型の瓦。

棟瓦そのものを冠瓦と呼ぶ場合もありますが、 棟瓦のうち平らな瓦をふすま瓦、 丸型や山型のもを冠瓦と呼ぶことが多い。
雁振瓦(がんぶりがわら)とも言う。


熨斗(のし)瓦

屋根の棟の雨水を表側と裏側に流すために、冠瓦の下に積まれている瓦。

繋ぎ目から雨水が入らないよう、つなぎ目に土を塗り込みながら位置をずらして3~7段積み上げます。
屋根のデザイン上目立つ箇所の為、装飾やデザインなどを考えて段数を決めます。

また、段数が多いほど雨水の侵入を防ぐことができます。
瓦割りをテレビでよく見ることがありますが、それに使われる瓦がこの熨斗瓦です。

元々割って使うための瓦の為、真ん中に線が入っています。

鬼瓦

棟の末端につける雨仕舞いの役割を兼ねた、装飾用の特殊な瓦。

棟の切り口からの雨の侵入を防いでくれます。
家内安全や無病息災、魔除けなど家のシンボルとしての一面もあります。

鬼の面のものもありますが、鬼の面じゃないものも含め一般的に棟瓦の端部につけられた役瓦のことを鬼瓦と呼びます。


巴瓦

軒先に用いる軒丸瓦のこと。

丸瓦の先端に巴がついた瓦で、使用される部分によって名称が異なります。